「G-MANUAL?」GARGOYLE


 GARGOYLEの入門篇として出た、定番曲の新録アルバムです。曲はイベントで演奏されることが多いような、本当におなじみのものばかり。ガーゴイラーにはもちろん、ちょっと興味があるけどなにから聴いたらいいか分からない初心者さんには是非聴いて欲しいです。収録曲はどれもおすすめなんですが、とくにこの二曲をピックアップした感想を。
「死ぬこととみつけたり」:わたしはこの曲をイベント等で何十回繰り返して聴くことになっても、辟易とするどころかむしろ大喜びするくらいに好きですので、まったくもって無問題。カッコいいよう。もともと、バトルガーゴイルの音源だけで聴いたときはそんなにピンとこなかったんですが、ライブで繰り返し聴くうちに、大好きな曲となりました。今回、こうやって新しい音源で聴いても、やっぱり大好きです。「本気でやっても出来ぬ程 馬鹿に生まれてこなかった/やりたくないことやれる程 利口に育ちもしなかった」この歌詞がどれだけわたしを支えてくれただろう。大好き。
「HALLELUYAH」:わたしはこの曲を(以下略)。「檄」収録ver.と現在のライブで演奏されてるものとは微妙に構成(?)が違ってるところがあるので、すでにこっちの方が聴いた回数が多いような構成のver.を音源で聴けて、とても幸せです。歌詞といい曲といい、本当に名曲だと思う。そこに在る情景が匂いたつような世界観に、ただひたすら頭を振るしかありません。素晴らしいなあ。
 ところでこのアルバム、歌詞カードに「歌詞の中で文字が違う太さになっているところは、ライヴで客席の方も一緒に歌うことが推奨される部分です」という注意書きがあったり、「死ぬこと?」の「大和魂」の振り付けや「人の為」のむすんでひらいてなどの解説があるのですが、本当にマニュアルですね(笑)。こういうの、嫌なひともいるかもしれませんが、わたしは歓迎。だって、目に浮かびません?KIBA姫がライヴであの満面の笑顔でにっこにっこしながら、客席を見回して、観客が一緒に歌ったり振り付けするのを眺めるんですよ。あの笑顔ですよ。「ありがとう!」とか云いかねないですよ。姫の上機嫌のためならば、わたしは喜んでむすんでひらいてる。だって、嬉しいんだもん、あの笑顔を見てると。
 このアルバムは、GARGOYLE公式サイトで通販可能なほか、ライブ会場で限定発売されます。試聴もできますので、興味があるかたは、是非公式サイトまで。

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