地球デビュー20周年記念ツアー「THE LIMITED BLACK MASS TOUR D.C.7 恐怖の復活祭」(広島アステールプラザ)

いよいよホールツアーの参加はこれが最後になりました。寒かったよ広島…。ただし、今回のツアー中一番当たりな席で本当にもう御世話になったかたにはな んとお礼を申してよいか。端の席とは思えないナイスなアステールプラザの設計のおかげで、体感的には一桁列にいるような感じ。ええ、わたし、信者暦も10 年越えて初めて知りました。長官側って閣下側ってことだったんですね。

 本当に、これまでのツアーで間違いなくナンバーワンにかつてなく構成員(ていうか閣下)の表情、仕種をつぶさに見ることがでくたわけなんですが、正直いって、酔ったね(閣下に)。あのボディライン、わたしは閣下がアンプだかスピーカーだかに腰かけて足を組んで歌うのを見るのが大好きですが、なんですかあの無邪気な色気。のけぞったときの顎のライン。美です。悪魔は閣下のために黄金率をお作りになった。

 そして、ああホールで参加できるのはこれが最後で、あとはラストだな、とふとミサ中に気づいた。そう、手持ちのチケットはあと一枚しかない。それも見ら れないひと、今回のツアー自体どこにも参加できなかったひと、そんな皆様には傲慢とも不遜とも云われるもかもしれない。それを承知でいう。六年前には絶対 云えなかったことをいう。

 終わらないで、閣下。いってしまわないで。

 ラストの曲で、本当に気付いた。終わるんだ、これ。どうしよう。わたしきっとわんわん泣く。それからため息ついて、またこんな楽しいことが本当にあるの かなと思いながら、じぶんを持って生きていく。閣下が許してくれて見守ってくれていた自分をもって、生きていくしかない。また疲れて見失うこともあるかも しれない。でも、それでも。わたし、案外、丈夫だったし、なにより、閣下が今回帰ってきてくれた意味はすごく明確だから、わたしもそれを見失わない、でい られるかな。

 閣下、悪魔だけどわたしの神様。

 しかしそれにしても今回のミサほどはらはらしたミサはありませんでした。終わったのが22時。閣下のお別れの言葉を聞いてたら間違いなく新幹線逃してた ので、閣下が客席に背を向けた瞬間にロビーに走り出ました。あのね、3時間半って、無茶だから。嬉しいけど!たまらないけど!しかも会場前には絶対にタク シーがたむろしてると思ってたら全然いないでやんの。そうか、タクシーも普通だったらお客が出てくる9時過ぎても閑古鳥だからどっかいっちゃったんだ ね…。
 
 それでも、ロビーを走りながら「新幹線ですか!」「よかったら相乗りを!」「喜んで!」と意気投合したお姉さん方と三人で広島駅に。「閣下が綺麗 で」とつぶやいたわたしに「見てませんでした」とにっこり微笑んだお姉さんは参謀宗でした。やっぱり。そして穏やかなお姉さんが和尚宗…。やっぱり。 なんとか最終の一個前の新幹線に乗り込むことができました。あのときご一緒したお姉さんがた、ありがとうございました。

 いよいよ泣いても笑っても最後のフォーラムを残すのみです。わたしは、今回、自分が体調を崩して休職まですることのなったのがよりによってこの12月 だったことを、悪魔さまの思し召しだと思ってます。いいことばっかじゃない休職だけど(当たり前)、これだけは良かった。だから、最後のフォーラムをめ いっぱい楽しんでこようと思います。

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