「雷化」(GARGOYLE/宇宙戦隊NOIZ/犬神サーカス団)(名古屋ELL)

何だか毎月名古屋に来てるのは気のせいですか。
 駅で、4年ぶりにしんげちゃんと合流。ピンクを主にしたキュートなロリっ子ぶりが可愛くて可愛くて褒めちぎってしまいました。同時に、これを維持するのは大変だよな、と己をかえりみて反省したり。いやー、継続は力なりですよ…。
 大須でいつもの面子と合流し、いつもの流れ(タコス→古着屋)に。恒例行事になっておりますが、飽きませんね。名古屋の古着屋が初めてのしんげちゃんがどれを買ってどれをあきらめるかを混乱しているのが可愛かったですが、自分がプロパーで購入したのと同じ服があったからって復讐といわんばかりに8枚お買い上げはどうかと思います、Fちゃん。
 さて、そんな事前儀式(だったのか)も終了してから、ELL入りです。ちらほら見かけた犬っ子さんがすごく可愛くて懐かしかったのは、やはりわたしの出身が出身だからだろうな。以下、ライブの感想。
○パンプキンへッズ
 とりあえず、呆気にとられた(笑)。終了後、隣にいた多可嬢と、このバンドにはどのような構造改革がさらに必要とされるかを話し合ったのですが、結局は小泉首相と同じ結論に(意味不明)。ベースさんが好みでした。
○BABYLON(公式サイト
 すいません、一曲目から振りを楽しんでしまいました(笑)。良い意味での既視感にくらくらしちゃった。姫路だ、姫路の香りがする(笑)。公式サイトみてもそこらへんは良く分からなくて、メンバーの入れ代わりも多かったようですが、とりあえずどなたかバビロニアのかた(バビロンのファンの呼称。いま思いつきました。ごめんなさい)、誰かメンバーに姫路がいないか教えてください。それなら納得できる、この心地よさ。MICHIとかガクトを思い出すVo,と、フライヤーを見たときは絶対にDr.かBaだと信じていたスキンヘッドにグラサンのGtにハートを奪われてしまいました。これ系のメロディアスなラインと打ち込みと恥ずかしい歌詞(褒めてます)、大好物です。ということで、終了後に音源を買いました。それはいいのですが、スタッフのお姉さんは、営業スマイルを少し覚えたほうがいいなと思いました。せっかく商品知識も豊富でおとくな品を奨めてくれたっぽいのに。
○宇宙戦隊NOIZ
 (一撃必殺PoPs?CHROMOSOME SIX?SPACE PIRATES (ch77.7)?ミラクル★ロケットG5)
 ここらで出演順に混乱が(笑)。NOIZかガーゴがトリだと思ってたので、いきなりの登場に驚きました。今日のわたしの本命です。ちょっとAXに行かないうちに、S@TT-ONは畳を振り回すようになり、TAKAは墓石を背負い、叫さまは美しい触手を生やし、TAKESwiyはピエロちっくに愛らしく、NASATOはアフロ犬になってました。ああ、愛しい。正直、短すぎて淋しいというのが一番の感想だったりするわけですが(苦笑)、ここは、OPとEDとDJサティと付属物が色々あるから仕方ないかもしれん。でも、その短いなかでも、NOIZは違うなあと「ミラクル?」で飛び跳ねながら思いました。なんだかしらんが泣きそうになる。せりあがってくるせつなさ、この瞬間でしか味わえない気持ち。赤髪のエンジェルは本当に綺麗でした。またあのバトルスーツが皮膚のくぼみにあせがきらきら溜まるのを強調して、たまらんです。エンジェルに関してのみ、わたしは汗フェチかもしらん(笑)。
 今回、わたしは柵前に陣取っていたので、モッシュピットには飛び込まなかったのですが、それでも十二分に楽しめました。やっぱりNOIZはいいなあ、そして、NOIZが足りないと強く思いました。
○GARGOYLE
 (人間の条件?完全な毒を要求する?HALLELUYAH?死ぬことと見つけたり)
 まさかここでガーゴが、と慌てましたが、いやもうメンバーが出て来たらそんなの吹っ飛びましたね。今日のわたしの本命です(二回目)。KIBAさまかわいいかわいい。KIBAさまが一段高いところに立って、客を見下ろすときのあの視線が大好きだ。笑ってなくてもいい。むしろ見下されたい(笑)。それくらい、あの人でなさというか、神々しさ、カリスマは他の誰にもないものだと思います。なのに、若手バンドへのコールが半疑問系なのをツッコむ愛らしさ。もう、云ってほしいならそういえばいいのに(笑)と、思いきり「KIBAさまあ?!」と呼んでみました。ついでに咲いた(笑)。
 しかし今回のガーゴイルは短いなりにすごかったような気がする。「ハレルヤ」で完全にブチ切れましたよ。こんなにクる「ハレルヤ」久しぶり!と思ったのは覚えてるけど、あとはヘドバン尽くしで覚えてない。で、先のMCで「このバンドには振りとかないので…」と云っておきながら「死ぬことと見つけたり」って、めっちゃ振りあるやん!やまとだましいじゃん!すごくおかしかったです。その矛盾にはきっと気づいてない。それがガーゴイル。わたしの大好きなバンド。
○犬神サーカス団
(殺したい女/地獄の子守歌/兄の病の特効薬は死臭漂う血の池地獄のような人肉スープの形而上学/新曲(自殺の唄)/皆殺しのララバイ/赤い蛇/en 最後のアイドル)←このセットリストはOUTBREEDさまの記述を参考にさせていただきました。
 さて、メンバーさんも日記で「この面子でトリはないだろう」と思っていたと記していた犬神。わたしの今日のお目当てです(三回目です)。初めて聴いた凶子さまの「皆さん、お元気ですか。わたしは狂気です」という挨拶にまずぞくり。
 わたしにとっての犬神サーカス団は、前から興味はありつつも、初期の生々しい猟奇が生理的に受けつけられないところがあったんです。が、ベスト盤を聴いたところ、思ってたよりずっとHR/HMで、悪くないどころかむしろ好きになり、実際に見るのを楽しみにしていたんですね。
 まずはごめんなさい。ナメてました
 苦手だと思ってたはずの初期メニューが中心の選曲だったのに、感動しました。音源より100倍良い。凶子さまの歌声、生で聴くとあんなにぎりぎりで鋭くて、美しいんだ。何よりも耳に心地よい。音もわたしが大好きな種類のHR/HMでありましたが、もうとりあえず、凶子さまから目を離せなかった。歌の巧さとかというレベルよりも、それ以上に痺れる、惹かれる。たまらなく生々しい猟奇的な歌詞もこの声で歌われると、すごい世界観が拡がる。もう!わたしはなんでいままで犬神を見なかったのか?!生じゃないと伝わらないこの世界。もっと見たい、見ていたいよう。良かったです、本当に。
 終了後は、とりあえず「今日のお酒が呑めるのは、GARGOYLEさんのおかげです!」というわけで呑みました。そして真夜さん宅にお泊りさせていただきました。いつも有難うございます

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