「欲望という名の電車」テネシー・ウィリアムズ(新潮文庫)



 以前、スカパーで放送されていた映画版のラスト20分だけに釘づけになってからずっと気になっていた作品。戯曲という形式は苦手ですが、一読して泣いた。ここにはわたしが偏愛する「ミスターグッドバーを探して」や東電OL事件にも通じる孤独で飢えた女性の愛らしさと惨めさと、どうしようもない切なさがある。映画、ちゃんと見直そう。お芝居で見る機会があれば見よう。ブランチはわたしだ。

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