DVD感想「聖飢魔ll ウラビデオll」


 
 アクマさんDVD購入熱継続中。
 というわけで、今回は、先日の再集結ミサの舞台裏を映したドキュメンタリーです。
品の良い女性ナレーションによって語られるその模様は、今回の再集結が、聖飢魔llの構成員、それを支えてきたスタッフ、信者たちにとってどういう意味をもたらすかを映し出します。普段は表に出ることの無いスタッフさんの横顔やコメントも収録し、再結集決定から6年ぶりの悪魔への変身、リハーサルからゲネプロ、そしてツアーまで、先日のツアーの舞台裏はほぼ余すことなく伝えている素敵映像てんこもりの作品でありました。ある意味、純粋なミサビデオよりも「再集結」というものがどういうものであったかを思い返すのには、こちらのほうが向いているのかもしれません。本当にツアーの一番最初から最後までを丁寧に追っているから。
 そしてわたしは、ミサDVDでは泣かなかったわたしは、l復活の一番最初のミサだった戸田での最初の曲「BAD AGAIN?美しき反逆」で大泣きしてしまいました。ゲネプロのあたりから「ああもうどうしてわたし戸田行けなかったんだろう、どうして戸田見れなかったんだろう」と悔しい気持ちが沸き起こっていたところ、閣下の「いま甦る、美しき、聖飢魔ll」という歌声とともに、緞帳がだん、と落ちた瞬間で、もう駄目。駄目。映像でも泣き出した信者さんの姿が映っていましたが、一緒に泣いた。なんで泣くかは自分でも分からない。ただもう、この瞬間があまりにも奇跡的すぎて、輝かしくて。そしてそこに居合わせることが出来なかったのが、悔しくて辛くて、泣きました。このあとのツアー場面でも、自分の参加できなかったミサ会場の模様が映るたびに、行きたかったという気持ちで身悶えしましたが、この戸田はやっぱり別格でした。
 さて、色々と興味深い場面は多いながらも、ちょっと構成員萌えをさせてください(笑)。閣下以外は、6年ぶりの悪魔姿とあって、無事変身後も「そっくりだね」とか云い合ったりするあたりが実に可愛い。構成員さまもみな口をそろえておっしゃってましたが、6年ぶり、といいつつも悪魔姿に変貌してしまえば、時の流れはいっさい感じさせない麗しさです。わたし、あんなに参謀に見惚れたの初めてかもしれません。でもすいません、茶髪ですらなかったですね、黒髪ですね。単独インタビューで知りました
 え?閣下ですか?それはもう。どの閣下も(人間姿なので足しか映ってなくともその足までもが愛らしい。足のふんばりかたで閣下だと分かる。骨の模様が入ってる靴下をみせびらかすその足の動きの可愛らしさよ)素晴らしいのはいうまでもないですが、とくにお気に入りは、ミサの進行表を書きつつ、カメラに向かって解説してるところ。だって閣下、しゃがんでるものだから、常に上目遣いでこっちを見てる…(昇天)。上目遣い。有り得ないから。なにその睫の長さ。玲瓏たる麗しさのくせして悪戯っぽい笑顔で「しゃべってるからすすまないー」ってなに。進まないのはわたしの思考だよ(再昇天)。
 閑話休題。この再集結、わたしはずっと、信者さんのこころがひとつになっていたなあとは思っていたのだけど、このDVDで、どのミサ会場でも、信者さんとスタッフと構成員のこころがひとつになっていたのだと理解しました。聖飢魔llは、ある意味、構成員の手すら離れて独立した存在として君臨しているのだということがよく分かった。
 最後の閣下のお言葉、『聖飢魔llは皆の心の中にある』というのが、単なる美辞麗句ではなく、感傷的な言葉でもなく、単なる実感として、わたしのなかにあります。これまでに何回思ったのか分からないけど、また思った。なんだ、やっぱりこのひとたちホンモノだったんじゃない、と思った。解散しても、その姿が消えても、この世に存在し続けるホンモノだったんだ、と。そしてわたしはそれをずっと信じていられる。わたしは聖飢魔llを忘れることはない。聖飢魔llはわたしの血肉になってここにあり続ける。それが嬉しい。それがたまらなく、誇らしい。わたしは聖飢魔llが大好きです。
 というわけで、このDVD、わたしも閣下宗のかたに教えていただいたのですが、アマゾンでは60%オフになっていて実にお買い得です(笑)。先日の再集結ツアーに参加された信者さんならば、みなさま愉しめるのではないでしょうか。どの宗派のかたでも愉しめる内容になっているとは思いますが、前説の前で緊張してる姿が実に愛らしかったので長官宗のかたはぜひ!あと、ホテルですら落ち着いてなさすぎる姿が実にエロカッコよかったので参謀宗のかたもぜひ!

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