「死ぬためのエチケット」シーリア・フレムリン(創元推理文庫)



 人生の皮肉な巡り合わせを巧みな技巧で描き出すミステリ短編集。
 13の短篇が収録されています。どれも人間心理の奇妙さが浮かび上がって、面白くも、ちょっと物悲しい。老人の視点からの「高飛び込み」「夏休み」「何より必要な場合には」が特に良かったです。

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