「夜あけのさよなら」田辺聖子(清流出版)



 どこかもの哀しい。寂しい匂いのする恋愛小説です。
 自分の気持ちもままならないまま、もちろん他人の気持ちもどうしようも出来ない。都合の良い夢は心地良いけれど、それを失った時は空しい。これも恋の一面だと感じる作品でした。

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