「ISETAN × ルパン三世 #京都のアジトに潜入せよ」(京都・伊勢丹)

 ただいま、伊勢丹。

 というわけでやってきました京都大原三千院(古い)。2月に東京新宿魔界都市まで出かけたこともあり、またかという話でもありますが(その時のレポはこちら→URL)、なんせ京都のほうがわたしの地元に近い。新幹線には乗るけど近い。2月にこれが分かっていれば、東京は断念してその交通費をモンキー・パンチ先生のジクレー版画を買う足しにしたのに。そして5月14日のキネマ倶楽部に行ったのに。
 しかしそんなこというなら、今回はおとなしく京都に行くのを我慢して、その交通費を使ってモンキー・パンチ先生の版画をオンラインで購入しろよという話ですね。うん分かってる。自分が好きで新幹線に乗っているのだ!やっぱりリアルで体験したいのだ!(開き直り)

 というわけで、京都伊勢丹のレポートです。。前回と同じく、ネタバレ?ありますので、行く予定にされていて、真っ白な状態で体験したいかたはご注意ください。また、もちろんあくまでわたし個人のふわっと体験記なので、細かいところで事実誤認があるかもしれません。もしなにか気になるところがありましたらご一報下さい。また今回は前回に比較してネット記事等の露出が控えめですので、公式画像を優先しつつも、現場の雰囲気が分かるていどの自分で撮った写真をちいさく掲載しようと思います。これもなにか問題ありましたらお知らせ頂けたらと思います。よろしくお願いします。

 では、どうぞ。↓

 開店とほぼ同時に入店しました。中央エスカレーターで上がったのですが、10階の催事場は、ちょうど「パンフェスティバル」も同時開催(大盛況)で、パンの匂いを突っ切ったところが会場でした。

(追記:わたしは帰宅後に知ったのですが、2階にご案内として、五ェ門モデルの着物を着用したマネキンや、東京伊勢丹のリストランテ利用者特典の皿や、コースターその他を展示している場所があったそうです。わたしは帰宅後に知ったので、これから出かけられるかたはお見逃し無いよう……わたしは帰宅後(しつこい)

 まずはなによりとまっすぐにグッズ売り場に向かい、タンブラーを確保しました!告白します。実は買えると思ってなかったので浮かれてしまい、調子に乗って次元・ルパン・不二子の三種類を購入してしまいました。この段階でジクレー版画はもう買えないこと決定。だって9月には浜中町もあるから……お金には限りがあるから……。

 今回は、リストランテのかわりに(?)フィアットのルパンカフェがありました(URL)。メニューは「ルパン一味も大好き!?ナポリタンスパゲティちりめん山椒和え(珈琲付き)」「とっつあんの為に作った厚焼き玉子サンド(珈琲付き)」URL)「石川五ェ門の京パフェ斬鉄剣クッキー付き」「ルパンのジャケットカラークリームソーダ」「ルパン三世カプチーノ」。わたしはルパン三世カプチーノを注文。

 こういうの初めて体験しましたが、楽しいね!胡瓜さえなければ卵サンドも頼んだかもな……。そして、これはほかのコラボレストランなどのフードメニューすべてで共通ですが、一回の利用で、金色のオリジナルコースター(ごくろうさん柄)もゲットしました。

 コラボフードといえば、11階の「アンティカフェ」さんでは「京の野菜の五ェ門ピッツァ」「ミートボールスパゲッティ」が、そしてなんと「西櫻亭」さんが、まさかのジゲフジメニュー(URL)。西櫻亭さんは、「次元大介のイカスミ焼リゾット」URL)と「不二子のプルプルハートパンナコッタ」URL)の組み合わせだったもん!ウソじゃないもん!ジゲフジあったもん!(トトロいたもん!の口調でお読みください)

 これはぜひとも両方注文しなくてはと思ったのですが、わたしがイカスミ食べられなくて……。なので、「不二子のプルプルハートパンナコッタ」のみ、しかしたいへん美味しく頂きました。苺の甘酸っぱさとパンナコッタの甘さが絶妙にコラボ。そしてメニューの文章には「プルプルのパンナコッタはまるで峰不二子の唇のよう(中略)強いリキュール入りのパンナコッタを口に含めば一瞬にして腰砕けメロメロになってしまう、小悪魔な峰不二子を感じられるデザートです」とあり、本当にいろんなことを考えました。ちなみに、次元さんのリゾットには「『早撃ち0.3秒』と言われる拳銃の名手である次元大介に今にも撃ち抜かれそうな緊張感を表現した一皿」とあります。なんかメニュー紹介だけでわたしの頭が忙しくなった。いっそわたしに書かせてくれたらそれはひどいものになっただろうな。自信がある。

 そして、10階の催事場には「次元バー」もありました。

 東京の伊勢丹のときにも座ってみたかったんですよね。でも、わたしがウィスキー駄目なので……(食べ物のNG多すぎか)。しかし、今回、メニュー表を見ると、カクテルがあったので、アルコール控えめでお願いしました。東京の次元バーとは違い、周囲を壁に囲まれて照明も落ち着いた暗さのスペースで、これが隠れ家ぽくて良かった。そして、カウンターのすみに、次元が座ってる設定の席があるのです。灰皿の吸殻はもちろんペルメル。テーブルに帽子が置いてあって、椅子にダークカラーのジャケットがかかってるんですよ。

 メニューは、「『JIGEN』オリジナルカクテル(ウィスキー(ハーパー12年、サザンカンフォート、ライムジュース)」「ラスティ・ネイル(スコッチウィスキー、ドランブイ)」「I.W.ハーパーゴールドメダル(各種)」です。バーテンさん(良い眼鏡でした)の接待もスマートかつ親切で、ゆっくり飲めました。メニュー表の裏はルパンのイラスト、コースターは次元コースター(物販会場でハーパーを買えばついてくるものです)とこまかいところも楽しい。わたしはオリジナルカクテルをいただきました。カクテルもハーパーの香り高く飲みやすかったです。

 ロックチョコレートをおつまみに、ルパン関連曲を聴きつつ、壁に写るプロジェクションマッピングを見ながら、ゆっくりとお酒を飲めるこの幸せ。もしここでサンマリノワインが飲めたなら、わたしここから動かなかった。

 あと、忘れてならないのが東京にはなかった生洋菓子です。スクエアケーキが二種類。緑は「大泥棒と魔性の女♡」説明には「京都に潜入したルパンをイメージして京抹茶のクリームで仕上げました。1stシリーズのジャケットカラーとバラの香りのマカロンでルパンと不二子をイメージしました」とありました。赤は「大泥棒からの贈り物」説明には「ルパンの原点ともいえるフランスを代表する素材でモンタージュしました。2ndシリーズのジャケットをモチーフに仕上げました」とありました。どっちもすごく可愛くて、なおかつおいしそうでした。そして、ゼニッターでも紹介されていたルパンのジャケットカラーのエクレア「エクレール・ドゥ・ルパン」も、もちろんありました。「スリムでスタイリッシュなルパンはエクレアと重なりませんか……?」との解説が楽しい。(URL)

 もちろん全部欲しかったけど、このあとの移動を考えると、どう考えてもケーキは崩れそうだったのでエクレアにしました。ダイエットとかも浮かんだんですが、まあしょうがないなあ五本セットで買うしかないやと思って購入。まあそのあとで、冷静に考えればバラで買えば良かったのではと気づきましたが時すでに遅し(もぐもぐ)。

 あと、グッズ販売のスペースについて。基本的に販売しているものは京都限定品のTシャツやハンカチ以外は東京と同じです。東京にあった「五ェ門の住処」からも商品スペースが出張してありました。不二子ちゃんのライダースもあったけど、あれは展示用かな?グッズ全体、在庫が豊富だった印象です。あと、東京と違う点といえば、あの浮世絵が全種類展示されてました。そうか、京都だもんな。しかしこれが現物を実際に見ると、本当に素晴らしかったです。なんともいえない色遣いと独特の線で素敵としか言いようがない。歴史に残るとはこういうことなんだなと感心しきりでした。次元さんなんてモニターで見る数倍色気があった。なんだあれ。

 また、東京ではリストランテ利用者しか見られなかったルパンのアジトも、普通に会場内で公開されてました。

 相変わらず雰囲気ばっちり。何回見てもいいものです。今回置いてあったウィスキーはバランタインにジャックダニエルでした。床に散らばったトランプがハートのエースにキングのエースとか、そういう洒落っ気が楽しかったなあ。そして、ルパンの歴代ジャケットのところにある新聞はルモンド、そういうのがほんとうに大事。

 ほかのグッズでは浜中町のオリジナルタオルほかテレコムさんのグッズも、いろいろと充実してた印象です。京都伊勢丹限定Tシャツも実物のデザインが素敵でした。限定といえば50周年ロゴのハンカチがカッコよく、ごくろうさんハンカチが可愛かった。あれ反則だ。基本的にグッズはしまいこまずに使いたいタイプなのですが、ライターはいつも使わないのに欲しくなります。かっこよすぎ。。わたしが狙ってた起き上がり小法師も無事に赤をゲットできてニコニコです(URL)。可愛いの。

 今回の京都伊勢丹ルパン、全体的な雰囲気としては東京に比較していくらか小規模ながら、コンパクトにきゅっと詰まっていて見やすいです。お客さんの人数もゆったりめで商品数も余裕があって、買い物しやすかったです。エスティローダーも並ぶ必要なかったよ。さすがにわたしはもう買わなかったけど(ちょっとだけ迷ったけど)。 あと、5000円以上購入のかたに先着順に配布されるステッカー、東京は地がシルバーでしたが、京都はゴールドでした。きんきら次元さんゲットしました!

 参加した感想としてはもうひとこと「楽しかった!」です。東京にいちど行ったわたしでも、いろいろ楽しめる違ったポイントがあったし、なんど見てもいい物もちろんあった。なにより、食べたり飲んだりお買い物したりが楽しいのはもちろんですが、わたしはやっぱり、ずっとルパン関連曲がBGMとして流れていて、見渡す限りルパンのものばかりという(それも商品に限らずかれらの存在を感じさせるようなギミックやパンチ先生の絵、アニメのイラストなど)あの空間が大好きなんだと思います。

 なのでもちろん、東京を体験してないルパンファンのかたにはおすすめです。楽しめるところがなにかしら見つかるのではと思います。財布は確実に軽くなりますが(涙拭けよ)、行く機会があるかたはぜひ!

 で。基本的に、キャラクターがはっきり映った商品のみの写真のアップは控えようと思ったのですが、これだけは。版画の販売スペースでの一枚です。この並びをご覧ください。

 現場からは以上です。ありがとうございました!