余は如何にしてジゲフジ信徒となりし乎

 もういまやわたしと「ルパン三世」の関係を考えるに、外せなくなってしまった、次元×不二子。通称ジゲフジ。なんか可愛い通称ですよね。ちょっとゲジゲジっぽいけど。次不が正しいのかもしれないけど、響きが洗剤になってしまうしな…。

 もともと、二次元の二次創作では、男女CPネタが好きだった、というのが大きかったです。で、「ルパン三世」熱が燃え上がったら、とうぜんいろいろ二次創作系をチェックするじゃないですか。そしたら世のなかにはこういうカップリングがあるのだ!ということを発見したのでした。そこで生まれた、まさにエウレカ!な気持ち。

 そもそもの基本知識で「次元はひそかに不二子に惚れている」的な公式設定があったことはなんとなく知っていたのですが、あの二人といえば、むしろそれより、いつもギャンギャンやりあっているイメージしかなかったのです。
 
 でも、そこに、「実はデキてる」「惹かれあってたり憎からず思っていたり」というスパイスがかかったとたんに、なんかもう言葉では説明できない化学変化がわたしのなかに。クールを気取るハードボイルドな男と欲望に正直な生意気美人の組み合わせってなにこれ天国かよ!という思いにかられ、わたしはあっというまにジゲフジのとりことなったわけです。

 そのいきおいのまま、ネットで見つかるいろんなかたの二次創作を読ませて頂いて、それぞれのジゲフジがとっても素敵で楽しかったり、「峰不二子という女」の二話と第5話の特定シーン(説明しなくても分かりますね?)を繰り返ししつこく再生したり、そのうちに、それだけじゃ足りなくなってきて、自分でも小説を書きたくなって、いまにいたるという感じです。

 しかしこう書いてみて思ったのですが、ジゲフジの良さって、あれこれ語るよりも、なんかもう、こち亀のネタじゃないですが「ジゲフジ、いいよね…」「いい…」で終わるところありますよね。ないですかわたしだけですか。

 まあ、本当、ジゲフジに開眼しなかったら、こんなブログを作成することもなかったと思います。「次元大介の墓標」は素晴らしすぎたけれど、普通に「ルパン三世大好き!」なまま、二次創作を書こうとまでは思わなかったんじゃないかな…。

 だからこのブログタイトルなわけです。いちど思いついたらこれ以外どうしても考えられませんでした。世代って怖い。