まあそもそも、二次創作なんていうのは、原典や公式を尊重しつつも、それぞれのイメージでキャラクターを再生産するからこその二次創作でございます(いきなり語り始めた)。
ましてやルパン三世なんて、原典や公式からして設定やキャラクターデザイン、キャラの性格までが、時代とともに変遷して、多種類のものが用意されているものなので、それはもう書き手さまによってさまざまなキャラクター像が存在しているのは当たり前の話でしょう。そこがいいと思います。すごく自由。
わたしは、そこに愛さえあればおいしく食べられるこだわりない雑食性の人間なので、いろんな方の書かれるルパンや次元、不二子ちゃんや五ェ門を、みな素直にもりもり楽しませていただいております。自分では書きませんが、読む分にはいわゆる腐設定も拒否感ないです。
で、ここでは、わたしのなかでのキャラクターイメージなんかをちょっと書いてみようかと思いました。小説の中では、こういうイメージで書いてます、ということで。
まずは主役。ルパン三世について。
じつはわたし、ジゲフジ者ではありますが、いわゆるルパンファミリーのなかでいちばん好きなキャラというとルパンなのです。こんなブログ立ちあげといてなに言ってるんだという話ですが、ナンバーワンはルパン。ルパン。ルパン。好きすぎて、主役に出来ないくらい。頭のルパンに手が追いつかない。だから「次元大介の墓標」でやられちゃったわけですよ。あんなカッコいいルパン、空前絶後だもの。まあ、そのルパン個人への愛を越えたのがジゲフジというカップリングへの愛だと思って下さ……い。
わたしのルパンは、旧シリーズの前半と原作が基本です。おそろしく頭が良くて、いつも退屈していて、自分の能力を試すために盗みをするし、悪ふざけが大好き。でも、新ルパンの「ふーじこちゃーん」なところとか、ちょっと女性に甘くて、いざとなったら次元や五ェ門に頼っちゃうところなんかも入ってます。
ジゲフジには欠かせないルパフジというスパイスについては、わたしがルパン好きすぎるので、出来れば自分の中で向きあうのは避けたいところだったりします。三角関係とか当て馬とか好きじゃないのです。ハッピーな恋愛が好きなおこさまなもので。そしてなによりわたしが書く次元は、ルパンか不二子か?っていわれたら、素でルパンって言っちゃうと思う。たぶん。不二子ちゃんはどっちもごめんなんだけど?と肩をすくめ、ルパンはどっちもおれの!って言う感じ。なんかこう書いてみたら次元が不憫になりました。
そのうち、そんなルパンも登場する小説もUPしていきますので、よろしくお願いします。他のキャラクターについても順番に語ります。