「南米のマリリン・モンロー」をUPしました。

Pixivに、新作「南米のマリリン・モンロー」をUPしました。こちらをどうぞ。→(pixiv)(サイト)

 今回は、これまでとちょっと趣が変わって、ルパン一味のお仕事のお話です。でもそのなかでしっかりジゲフジ入れてますという感じです。わたしのルパン三世小説は、基本的にジゲフジの場面が浮かんで、それを説得力あるものにするためにそこにいたるまでのお話をあれこれ考えるかたちとなっていますので、今回のこれも、そのために頑張ったら、けっこう長くなってしまいました。今後は、こういうちょっと長めのお仕事ものと、ジゲフジにテーマを絞った短めのものと、順番にUPしていければいいなあと思います。

 次回のPixivへの作品のUPは14日のバレンタインデーを予定しています。それ合わせの甘い(?)作品にしたい。

↓以下、作品について。(ネタバレ?含みます)

 

 

 

 わたしは小説の題名を考えるのがすごく苦手なので、好きな曲の題名や有名作品からオマージュさせていただいたりすることが多いのですが、今回のこれもBGMとして聴いていたアルバムから、アレンジさせていただきました。「峰不二子という女」の音楽を担当されました、菊地成孔氏のソロアルバム「南米のエリザベス・テイラー」が元ネタです。わたし、菊地氏が「峰不二子という女」の音楽を担当される前から氏のファンなのです。文章も音楽も超イかしてます。

 ジゲフジ者としてはいちどは書きたい、ピンチに陥った不二子ちゃんを助けに来る次元さんを書けたので、楽しかったです。なんどでも書きたい。不二子ちゃんのヤキモチとかもっともっと書きたい。ふふふ(笑うな)。

 この作品での二人の関係は、時系列的には「You Really Got Me」のあと、関係こそできたものの、まだつきあうとか愛とか恋とかぜんぜんそこまでいたってないころのふたり、という感じです。仲が進展するようでそうでなかったり、別にこのままでも文句は無いけれど、そうはなかなかいかなかったりするふたりを書くのが楽しいです。ラブラブ書きたいですけどね!まあ、はたから見たらすでにラブラブかもしれないですけどね!

 ルパン一味のお仕事ものとしては、ど、どうなんだろう…という感じで、面白いのかどうか自分では良く分からないけれど、こういうお話になりました、というところが正直なところです。ルパンの靴をシルバノにしたのはわたしの趣味。じつはカッコよく活躍する五ェ門に挑戦したかったのですが、みごとに力及ばずであんなことになりました。一味のお仕事を書きたいのなら、アクション場面をちゃんと書けるようにならないといけないですね。頑張ります。

 読んで頂いた方に、少しでも楽しんでいただけたなら幸いです。ありがとうございました!