こんにちは。つねにジゲフジ小説のことを考えているとりこ。です。いまさらっと書きましたが、真実なので怖いです。
頭のなかはだれも取り締まれない無法地帯ですが、いつも考えていると、それをかたちにしたくなるのがひとの常。実際に打ち込むのは自宅のパソコンの前とはいえ、そういう環境でなくても、やっぱりあるていど文章のかたちにはしたくなるものなのですよ、下書きにもならない覚書レベルであっても。
しかしわたしはしがない社会人。さすがに仕事中には書けません。というわけでお昼休みとか始業前とか終業後に、ちまちまと書くことがあります。手元のメモ用紙に。そうなると、とたんに、普段は無害なメモ用紙が、最強の重要物および凶器と化してしまうことが、みなさまにはご理解頂けるでしょうか。ええ、ぜったいにひとに見られてはなりません。
いや、それならスマホでメモれよ、というご意見もあるでしょう。分かってる。スマホ便利。わたしはiPhoneを愛してる。しかし、わたしは同時にすばらしく不器用さんなので、スマホデビューして5年以上たつけどフリック入力ができない。(たぶん、覚える気が無い)なので、頭の中からいろいろ湧き出ているときにはどうしても手書きに頼ってしまいます。そっちの方が早いから。
ノートじゃなくてメモ用紙なのは、その方が持ち歩きやすく、なおかつ人に見られないから。考えてみてください。ノートにあんなものやこんなものを書いておいて、それをどこかに置いておけば、どんな災難が降りかかるか分かったものではありません。ならば、常に身につけておいた方がずっと安心です。というわけで、おれの制服のポケットはこの一カ月くらい超ホットなんだぜ。熱いぜ。スリルのためにすべてをおれは賭けてもいいなんて思ったことはいちどもない小市民とりこ。さんなのに。
とりあえず、このポケットの中身は三世さんにも盗ませない。いつも身動きするたびに、0,3秒の速さで確認してます。落としてないか。