「ルパン三世 セブンデイズ・ラプソディ」ざっと感想

 こんにちは。「セヴンデイズ・ラプソディ」のいちばんの見どころは、待ちぼうけ状態の次元さんのところに不二子ちゃんがやってきて、一瞬いつものデートの待ち合わせみたいねとわたしが錯覚しそうになったところでしょうかってとうとう自分も騙せなかったとりこ。です。それくらいフジゴエだった。せつない。

 まあ、真面目な話「セヴンデイズ・ラプソディ」自体は、芯のストーリーがちゃんとしてるのに、細部の遊びがやたらと多くて嫌いじゃない作品です。ぶっちゃけ二次創作みたいだ(笑)。三世さんが軽やかなのがよろしいです。

 珍しい次元さんのキスシーンなども拝見できました。あのひと、それなりにロマンス話はあるくせに、ちゃんとしたキスシーンといえば、これとあとは「峰女」の二話くらいじゃないですか?(人口呼吸は置いておこう)リンダもモニカもほっぺにチューどまりだったはず。え、ちょっと待って。つまり、このジェニーとの付き合ってるんだか付き合ってないんだかよく分からないキス以外は、不二子ちゃんとしか視聴者の見えるところではキスしてないってことですか。謎はすべて解けた。

 嘆きはしたものの、フジゴエもそんなに嫌いなわけではないわたしです。もちろんデキちゃうとかではなく、不二子ちゃんが五ェ門を一方的に可愛がって、次元さんが勝手にやきもきするとかが楽しい。ルパフジのほうが好きとか嫌いとか関係なく、自分が書くぶんには、ぜんぜん浮かばないのです。ジゲフジ書いてたら、かならずどっかで突き当たる問題のはずなんだけど、うちの不二子ちゃん、次元を好きすぎるうえに、ルパンに対しては、恋愛とか男女の枠越えの気持ちなんだよなあ。そういうところもいつか、ちゃんと小説で書いてみたいものです。