pixivに新作「パダールの夜」を投稿しました。
パダールの革命は終わった。そして、いま、まさにパダールを去ろうとしている夜に、峰不二子はあの男、次元大介のもとを訪れる。揺れ続け、迷ったままの気持ちを抱えたまま。そういう内容です。
・TVシリーズPART5第3エピソードをベースにしています。そのため、PART5の第3エピソード(第13話~16話)全体の内容に触れている個所があります。ネタバレになりますのでご注意ください。
・次元×不二子の話になります。不→次な雰囲気のジゲフジです。が、この話では、ふたりのあいだにはなにも特別な関係はないことが前提です。
以上の点をご了承のうえでご覧いただけると嬉しいです。前作「ゲームの達人」(URL)とゆるく続いている感じですが、それぞれ独立した話として読んで頂いても問題ないと思います。PART5がお好きなかた、次元と不二子がお好きなかたに読んでいただければと思います。どうぞよろしくお願いします。
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↓以下、作品について(ネタバレあります)
というわけで、PART5連続話でジゲフジです。キャプションにも書きましたように、以前に投稿しました「ゲームの達人」とゆるくつながっている感じです。これまでに書いた「いのち短し恋せよ泥棒」とか「美しい村で見る夢は」という単発話のジゲフジとはまったくパラレルだと思っていただけるとありがたいです。
わたしにとって、このPART5連続話の峰不二子は、いつもの不二子ちゃんとは本質が違うので、そこがちょっと面白かったりします。だって、この不二子ちゃん、一度もルパンをだまさないんですよ。しかも裏切らないの。そのあたりが、まさに2018年という現代にふさわしい、洗練された悪女としての峰不二子であると思います。もうちょっとお茶目でズルくて、コケティッシュなところも欲しかった気もしますが、そのあたりのキュートな不二子は単発話で見られたから、それで満足です。
なにより、そんなクールな不二子はとてもカッコいい不二子でした。もちろん、次元もカッコよく不器用で、素敵でした。何度見直してもこのPART5、しかも連続話でジゲフジをやろうと思うなんて、わたしは頭がどうかしてるとは思うのですが、そんな風に、PART5の次元も不二子も、ふたりともとても良かったので、生粋のジゲフジスキーとしては、つい、このふたりの距離を近づけたくなったというわけです。てへ(笑ってごまかしてます)。
それでもPART5のふたりですので、なかなか素直に仲が進展しなくて、書きながらも自分でじたばたしていました。不二子ちゃんはともかく、次元さんがかたくなでな……。というわけでふたりの仲が一気に前進とまではいきませんでしたが、それでも、PART5連続話でのジゲフジは、あと1本、エピソード4のふたりを書いて終わらせようとは思っています。ハッピーエンドにするんだ。きっとするんだ(呪文)。
ええ、わたしは、あのラストをふまえたうえで、それでも果敢にジゲフジ展開に挑戦するのです。なんといっても根っからのジゲフジ好きなので。昔から、火のないところに煙はたたないと申しますが、個人的には、落ちていた木の枝で火おこしをしてキャンプファイヤーするような感覚で書いています。そしてひとりぼっちでマイム・マイムを踊る。いや、わたしの萌え人生そんなのばっかりだから……。
そして、そんなわたしが踊り続けることができるのも、pixivで作品を閲覧して、ブクマやいいね!をつけてくださる方、ブログを読んで拍手をくださる方のおかげです。100本を越えているにもかかわらず、過去作にもブクマが付いたりするのを見るたび、キャッキャッと喜んでいます。わたしはとにかくジゲフジと「ルパン三世」が大好きなので、その気持ちをお話にしているだけなのですが、それを読んで楽しんでいるかたがいるのは、とても幸せなことだと感じています。ほんとうにありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いします!