pixivに新作「忘れものにはご注意を」を投稿しました。

　一仕事を終えた朝、次元はルパンが忘れ物をしたという知らせを受け取る。不二子とちいさないさかいをしたいらだちのまま、それを受け取りに出かけた次元だったが……というお話です。

・ジゲフジです。次元×不二子です。ふたりはすでに恋人同士の関係になっていることが前提のお話です。そのつもりで読んで頂くことをお勧めします。
・オリジナルキャラクターが登場します。お好きでない方はお気を付けください。

　最初は雲行きが怪しいですが、お仕事っぽい展開を経た後はとても甘い感じのジゲフジです。たいへんイチャイチャな雰囲気ですので、その手のジゲフジがお好きなかた向けかと思います。どうぞよろしくお願いします。

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↓以下、作品について（ネタバレあります）。

　まいど！いつものやつお持ちしました！的な、わたしの大好きなパターンのジゲフジです。はい、小さなヤキモチとちょっとした喧嘩を経て、でも、結局はイチャイチャ甘いというやつです。こんなパターンを何作書いてきたか分かりませんが、怖いくらい飽きないのです。申し訳ありません。

　あと、わたしは次元さんがモテるのも大好きなので、マダム・ジュレットとのやりとりもとても楽しく書きました。まあ結局はモテてなかったけど。むしろ殺されそうになってたけど。そういうものよね。次元さんには悪女が似合うのです。

　ちなみに、わたしの書く次元は、わりと気軽に酒場のお姐さんとか玄人の女性をからかったり向こうからも気に入られたり、それ以外の場面でもモテたりするんですが、決定的な浮気はいたしません。なぜなら面倒くさがりだから。万が一にでも、不二子にバレたらと考えただけで、そんな死ぬほど面倒なことはゴメンなのです。
　
　まあ、次元さんもごく普通の殿方ですから、たまには魔が差すこともあっていいんじゃないかなと思うことはあるんですが、不二子ちゃんが泣いちゃいそうだと考えたら、わたしがそういうのを書く気が起きない。ふたりのあいだに他の異性は入らないのがわたしの創作です。ルパンですら蚊帳の外なのだ。

　そういう感じで書いていると、どうしてもふたりの関係的にはあまり波風とか立たなくて、同じような話ばかりになっちゃうのですが、それでもこの味を何度でも味わいたいから何度でも書くというスタンスでやっております。まあ、ふたりの関係が始まってから深まるまでの間の紆余曲折とか、深まったうえでのあれやこれやとか、まだまだ書きたいことはいろいろあるのです。次元と不二子の組み合わせが本当に好きなんだと思います。これはもう業としか。

　というわけで、そんな風に好き勝手に書いているお話を、pixivで読んでくださっている皆様にはいつも感謝しています。ブクマとかいいねとか、ブログの拍手とか、数字ひとつひとつがほんとうに嬉しいです。自分の頭の中だけで遊んでるんじゃなくて、かたちにすることに意味があると感じることができます。なにか感想などありましたらいつでも気軽に投げて頂けたらと思います。これからもこの調子で書いてきますので、どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました！