pixivに、新作「待っていたもの」を投稿しました。
峰不二子が姿を消した、というルパンの言葉に戸惑う次元。しかし、やがて不二子は次元の前に現れて……というお話です。
・次元×不二子が前提となります。次元視点のジゲフジです。すでにデキてはいますが、恋人同士という関係にはまだ足踏み中の時期のふたりです。そういうものだと思ったうえでお読み頂くことをおすすめします。
不二子との仲がすこしずつ固まっていく過程での次元の気持ちを書きました。もちろん、たどりつくところは甘いジゲフジです。そういうジゲフジがお好きなかたに読んで頂けると嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。
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↓以下、作品について(ネタバレあります)
わたしの書く次元と不二子のふたりは、なんていうかこう、いつでもすでに出来上がっている感が強いんですが、デキてしまったあとで感情的にも結びついていくにはそれなりの過程があるだろう、ということで、これはその途中のお話です。
なんといっても忙しいふたりなうえに、次元さんは恋愛面では不器用ですし、不二子ちゃんも次元さん相手の恋愛となると、いつもとは違って、なかなか攻めあぐねるところがあるはず。なので、おたがいにこういう感じで、ときどき立ち止まるように自分の感情を確かめては、すこしずつすこしずつ、その結びつきを強くしていく恋愛が似合うのではないかなあと思っています。
そしてそれは、決して派手な大仕事とかドラマティックな展開だけでなく、こういうかれらにしては日常的な出来事の中で、ふと起こることだったらいいなと思うんですよね。そして、そういうささやかだけど大事な瞬間を、面白みのある感じで表現できたらいいなと思って書いてます。次元も不二子も、あのふたりの感情が動く瞬間を書くのはとても楽しいです。そしてそのまま未来永劫付き合ってしまえばいいと思ってるんですが、よく考えなくてもわたしが書くあの二人は未来永劫付き合ってるわ。やったあ。
作中の「ボニーとクライド」はもちろん映画「俺たちに明日はない」からの引用です。いまのわたしは映画館ではアニメと怪獣が出てくる映画しか見ないのですが、その昔、お勉強するように古い映画をよく見ていた時期がありました。その結果、わたしが引っ張ってくる映画は古い映画ばかりで、なんというか定番すぎて申し訳ありません。ルパンの世界観がそういうものもありのなんでもありで良かった……。
そういう風に四苦八苦しながら、自分の好きなことを書いていますので、いつもpixivで作品を読んでくださって、ブクマやいいねを押してくださる方の存在に励まされています。あれだけある過去作品にも反応いただけたりすると、ありがたいかぎりです。ブログの拍手も嬉しいです。公式のふたりが大好きで、でも公式では見られないふたりの姿をかたちにしたくてやっている、なんというか、己の欲望のままの創作ですが、それを読んで面白がったり楽しんでくださる誰かがいることが、とてもありがたいのです。これからも、思いつく限りは続けていこうと思っていますので、よろしければおつきあいください。どうぞよろしくお願いします、ありがとうございました!