新作「深く暗い川のほとりで」を投稿しました。

 pixivに 新作「深く暗い川のほとりで」を投稿しました。

 次元大介は追いつめられていた。傷を負い、血を流しながら逃げる次元のたどり着いた場所とは……というお話です。
 ・次元×不二子が前提になっています。ジゲフジです。ふたりがすでにそれなりの期間恋人同士です。そういうものだと思ってお読み頂くことをお勧めします。
 シリアスな雰囲気の次元のお仕事話ですが、最終的にたどりつくのはジゲフジです。次元がお好きな方、ジゲフジがお好きな人に読んで頂ければ嬉しいです。
 
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↓以下、作品について。

 お仕事話ですが、ちょっと暗い雰囲気のお話です。次元さんをまたズタボロにしてしまいましたが、なんか次元はこういう姿が似合うんだよな……(鬼か)。

 わたしの書く次元は、なにかというとこういう感じで暗く思いつめて、生と死のあいだをふらふらしてしまいます。わたしは重く暗い雰囲気の次元が好きなんですね。つらいことでも忘れさることができない不器用さ、でもだからといって、すべてを引き受けることもできない、そんな人間らしい弱さを持っている男なのだと思うのです。そこが好きなの。わたしにとっては、ルパンがそういうところが皆無の超人なので、次元にはより人間らしくいてほしい気がする。そして、そういう風に生きていると、なにかと暗い影が近づいてしまいがちなんですが、そこに飲み込まれる前に、そうはさせじと飛び込んでくるのが不二子ちゃん、だと思っているのです。

 もちろん、本来は次元の危機を救うのはルパンなんだろうけど、わたしとしては、そのあたりは公式にお任せしたい(笑)。もちろん、わたしが書くルパンも、次元を助ける存在ではあるのです。以前、同じように次元さんが死にかける話を書きました(「この空とあの声を」(URL))が、あの話のときは、危ういところまで行った次元をこの世に引き戻すのはルパンでしたね。

 でも、今回その役割を受け持ったのは不二子ちゃん。なぜなら、わたしは骨の髄まで、ジゲフジのひとなので……。あのふたりにおつきあいをさせたいひとなので……。そもそも、この話は、最後の、傷ついた次元の顔にはらはらと涙をこぼす不二子、という場面を書きたくて考えたのでした。まあ、そこに至ったのも、不二子ちゃんが悪いといえば悪いのですが、次元さんが気にしてないので良しとしてください(笑)。

 というわけで、今回はこういう雰囲気でしたが、また、明るかったり、えろかったり、どたばたしてたり、お仕事だったりのお話も書くつもりです。暗い話もまた書くんだろうけど。なんにせよ、共通するのは、次元と不二子のふたりが、つきあってたり、恋人だったり、そこまでいかなくても意識してたり、あるいは共闘したり、いがみあったり、ケンカしたり、キスしてたりするってことです。いままでもそんなのばっかりたくさん書いてきましたが、いまだに飽きないのでまだ書きます。たのしー。

 もちろん、思うようなものを書くにはまだまだ修行が足りぬ、と思うことも多いんですが、それでも定期的に投稿することで、どなたかの目に止まるようなものが書けたらいいなと思っています。pixivでわたしの投稿を閲覧して、ブクマやいいねをしてくださったり、ブログで拍手を押してくださるかたの反応があると、それを実感します。ほんとうに嬉しいのです。これからもどうぞよろしくお願いします、ありがとうございました!

 

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