こんにちは。リアルライフでのお盆ミッションを無事に終え、ようやく日常に戻ってきた、とりこ。です。もちろん日常=ジゲフジです。よろしくお願いします。
そういえば、先日、Twitterで映画におけるリアリティについてのイイ話を知りました。「ダークナイト」で知られる映画監督クリストファー・ノーランは、自作の「インターステラー」で「緑のコーン畑は燃えない」と言われ、「おれの映画では燃える」とガソリンをぶちまけて燃やしたという素敵エピソードがあるそうです。思わず笑ってしまいましたが、ノーラン監督と比べるのは畏れ多いことながら、思えばわたしも「わたしの小説ではつきあってるんだよ!」とガソリンをいつもぶちまける準備をしているようなものでした。いつも心にガソリンを(危険です)。
とか言いながら何気なく、アニマックスで放送された新ルパン第92話「マダムと泥棒四重奏」を見ていたところ、普通に「モーツアルトちゃん」「真っ黒なチャイコフスキーさん」とか言いながらイチャついているふたりを見てしまいました。普通にほのぼのエピソードだと思って見ていたので、突然のジゲフジ場面は、なんというか、心臓に悪いです。増山江威子さんの声がじつに甘いのですよ……。ルパンも五ェ門も穴の奥で労働してるのに、なにやってるんですかねおふたりさん。しかも不二子ちゃん、紫のミニスカートです。そんな姿勢だと次元さんに見えちゃいますよ(なにが)。なんだこの頃からもうつきあってたのか……と深く納得した次第です。まあそんな気はしていた。
しかし、この92話もそうですが、新ルパンの次元さんが、ときおり見せるドジっ子ぶりは本当にかわゆいですね。不二子ちゃんも悪女ぶってるくせに、顔真っ黒になっちゃうこともあったりして、それもかわゆい。自分ではクールで大人なふたりを書きつつも、こういう公式のふたりも好きなのです。TVSPになると、こういうかわゆさは減少して、渋さが増していくのよね。それはそれでいいのですが、明るくてやんちゃでとんでもない展開もルパンらしい世界だと思っているので、いつかは小説でそういうのも書けるようになりたいものです。書きたい課題ばかりが溜まっているような気もしますが、いつも心にジゲフジをの気分でやっていきたいと思います(ガソリンを追加しながら)。