新作「苦い嘘」を投稿しました。

 pixivに新作「苦い嘘」を投稿しました。

 バーでひとり酒を飲む次元大介の前に現れたのは、峰不二子。ふたりの会話は、次元にとって思いもよらぬ流れになって……という「LUPIN THE ⅢRD 峰不二子の嘘」の後日談です。

・ジゲフジです。ただし、ふたりはなんの特別な関係も持っていないことが前提です。甘い内容ではありません。
・作中に「峰不二子の嘘」の内容に触れている個所があります。ネタバレとなりますので、ご注意ください。

 以上の点をご了承のうえでご覧いただけると嬉しいです。「峰不二子の嘘」でのふたりがとても気になってしまって書きました。「峰不二子の嘘」やジゲフジがお好きなかたに読んで頂ければと思います。どうぞよろしくお願いします。

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 ↓以下、作品について。(ネタバレあります)

 というわけで「峰嘘」でジゲフジです。「LUPIN THE ⅢRD」といえば、前回の「血煙の石川五エ門」でも「運命の女」(URL)というジゲフジを書きましたが、あれからすれば半歩進んでるくらいの関係です。ぶっちゃけ同じ話な気もしますが、まあ気にするなの精神で書きました。

 「峰嘘」自体の感想はこちらでみっちり書きました(URL)。そこでも書きましたように、マイニング社でのふたりのやりとりにすっかり興奮してしまったわたくしですが、それでもこのシリーズのふたりがそうそう簡単にくっつくとは思ってません。でも、この次元さんはぜったいに不二子ちゃんのこと好きだよなー。それもわりとこどもっぽいくらいの感じで、とは思うので、こういう感じにしてみました。

 それなら不二子ちゃんは、という話ですが、正直言いまして、「峰嘘」の不二子ちゃんがなにを考えてるのかわたしにはよく分かりません。いや、なんとかして5億ドルを自分のものにしようとしていることは分かるのですが(笑)、それ以上の生身の女としての感情は読めないまま、そもそもそんな不二子はこの作品には存在してないんだろうなとも思います。まさに嘘の塊としての峰不二子。だからこそ、素晴らしく美しい。なので、この作品の不二子はそういう不二子です。思わせぶりな言葉だけで本音を見せず、なのに男を魅了する危うさは見え隠れする、それがどこまで本気か分からずに、次元もそれに翻弄されてしまう、そんな感じを表現出来たらなーと思いました。

 でも、そんなことを考えてたら、わたしは、三本の「LUPIN THE ⅢRD」シリーズでは、いちばん「墓標」の不二子ちゃんが好きだと気づきました。ビジュアルもそうなんですが、あの軽やかさとルパンを手玉に取る感じ、お色気担当も抜かりなく、頭の良さと男に甘えるうまさがとても不二子らしい。出番そのものが短かった「血煙」はともかくとして、「峰嘘」の不二子は、なんというか完璧すぎて隙が無いように思うのです。しかしそれもまた間違いなく峰不二子であるので、ほんとうに稀有なキャラクターだなと思います。

 そんな不二子とまだ粗削りな次元、わたしのなかで、このふたりが今後どうなるかは、それこそ公式の「LUPIN THE ⅢRD」の展開しだいではあります。でも、それしだいでは、わりと次元さんがとんでもなく暴走する気もします。わたしのなかで、「LUPIN THE ⅢRD」の次元は若くて、青いところがあるので……。

 まあ、今後どうなるにせよ、いまの段階ではこんな風に書かせていただきました。ですので、甘くもなく、くっついてるわけでもないジゲフジとなりましたが、それでも次元と不二子がお好きな方にどこか楽しんで頂ける部分があれば幸いです。くっついたりイチャイチャしたりラブラブなジゲフジは必要以上に書いている気もしますので、たまにはこういう感じなのもありかなと思って下さると嬉しいです。

 そんなわたしの書いたものをpixivで閲覧し、いいね!やブクマを下さるみなさまにはいつも感謝しています。とても嬉しいです。もちろん、ブログの拍手やメッセージのお言葉もです!新作だけでなく、過去の作品も同様で、頂ける反応のひとつひとつがありがたく、書いたものを自分の中だけに留めておくのでなく、公開することにしてよかったなあと思います。いつも新たな創作のエネルギーを頂いています。これからもどうぞよろしくお願いします。ありがとうございました!

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