「アルファベットの花嫁たち」をUPしました

Pixivに、新作「アルファベットの花嫁たち」をUPしました。

 ある実業家が残した謎のお宝が収められた金庫。そのカギはかれが残した三人の未亡人が握っていた。それを手に入れるべく動き始めたルパン一味と峰不二子。という、ルパン一味のお仕事話です。

 以下の点をご了承のうえでご覧いただけると嬉しいです。

 ・次元×不二子が前提です。ジゲフジです。すでにふたりはデキています。そういうものだと思ってお読み頂くこと推奨です。
 ・原作の「ルパン三世」第100話「ラスプーチン(その3)」より、ある男の三人の妻に、ルパン、次元、五ェ門の三人がそれぞれ迫るという設定のみ頂いています。前後のストーリー展開は原作のそれとはまったく無関係です。
 ・オリジナルキャラクターが登場します。お好きでない方はご注意ください。

 原作の設定に萌えた結果、こういう話を書きました。それ以外の設定や展開にはいろいろと無茶なところがある話かもしれませんが、「ルパン三世」好きなかた、ジゲフジ好きなかたに、軽いノリで楽しんで頂けたら嬉しいです。長めの作品ですが、どうぞよろしくお願いします。

 よろしければ、こちらへどうぞ→Pixiv(URL)

 ↓以下、作品について(ネタバレあります)

 というわけで、これまでにPixivにUPした作品のなかでは、もっとも長い話になりました。これまででいちばん長かったのは「サン・ワレンティヌスの秘宝」(URL)でしたが、あれより長いですよ……。みなさん読んでくれますか大丈夫ですか……(不安)。
 
 この話を書こうと思ったそもそものきっかけは、キャプションにも書きましたように、原作の「ラスプーチン」のあの設定に激しく萌えたことです。原作で!(ルパンはともかく)次元と五ェ門が!女子に迫るなんて!と、迫ったあとのふたりのヒドい状態はともかくとして(未見のかた必読です。中公文庫版7巻収録!)(ほんとうにヒドい)(とくに次元さんは本来の意味で目を覆うレベル)(だがそこがいい)、すごく萌えてしまい、辛抱たまらず、自分でも書きたくなってしまいました。

 というわけで、作中で次元さんがブリジットに迫る場面は、原作の同様の場面より台詞も一部引用しました。原作でのこの場面の次元さんは(そのあとの惨状を思うと信じられないほど)、カッコ良い…。ベルトを外してズボンを脱ぎかけているどう見ても変質者ですありがとうございますな場面のときですら愛しい…

 そして、原作から設定を頂いたということで、あの原作の乾いたエロさを再現するのは無理としても、自分の作品にも、明るいエロコメなノリは入れたくて頑張りました。うまくいったかどうかは謎。三世さんが一本調子かどうかも謎。

 で、そういう内容だと、不二子ちゃんのヤキモチも外せないよねー、ジゲフジ要素入れたいよねー、謎解き(あれでも)もいるよねー、五ェ門も頑張ってほしいよねーといろいろ書いてたら、こんなに長くなりました。しかし、書いていて実に楽しかったです。そして作中で使用しましたのは、ジャクソン5の名曲「ABC」です。

 アルファベットを謎解きに使うということで、この曲が浮かびました。バンドのほうも浮かんだんだけど、ジャクソン5に比べたらマイナーだからな……。

 ジゲフジ的には、あいかわらず不二子ちゃんが次元さんを好きすぎていますが、まあそれはうちのジゲフジの平常運転なのでお許しいただきたい。それでもけっこうに夢中な時期です。甘いのはお許しください。なんかこういう話ばっかりだな、いや次元さんもちゃんと不二子ちゃんを好きというお話も書いているはず……といまPixivの作品一覧を見たら、そっちはちょっと足りない気もしてきました。ラブラブ両想いなふたりを書くのがR18ばかり(そう思って書いてますよ!)というのはどうかと思うので、今後はそっちも努力したいです。まあジゲフジを書くのはわたしにとり、ただひたすらに楽しいことなので、努力という名の楽しみでしかないのですが。

 そんなふうに、まずは自分が楽しいのがいちばんで書いています。ですが、それだけならまさにチラシの裏に書いておけばいいので、読んでくださる方の存在あっての自分の作品だといつも思っています。なので、閲覧、ブクマ、評価、フォロー、感想、拍手、すべて有り難い限りです。なによりの励みにしています。ありがとうございます。今回の作品も、読んでくださったかたに少しでも楽しんで頂けるものになっていればと祈ります。ありがとうございました!