「生きることと見つけたり」をUPしました。

 Pixivに、新作「生きることと見つけたり」をUPしました。

 次元大介が待ちうける、最強にして最悪の相手。それは、石川五ェ門。というお話です。

 以下の点をご了承のうえでご覧いただけると嬉しいです。

 ・いわゆる、腐、BL的要素はありません。
 ・このわたしが書いていますが、ジゲフジ要素はいっさいありません。あくまで次元と五ェ門のお話です。

 よろしければ、こちらへどうそ→Pixiv(URL

 ↓以下、作品について(ネタバレあります)。

 はい、というわけで今回は、ジゲフジは一回お休みです。「血煙の石川五ェ門」発表にたぎって書いてしまいました。五ェ門VS次元のお話。わたしはこのふたりが仲良くしてるのも好きですが、対決してるのもすごく萌えるのです。いいよね!TVSPなら「ヘミングウェイ・ペーパーの謎」、PARTⅣなら「皆殺しのマリオネット」などがあります。

 しかし個人的にいちばんのお気に入りは、深山雪男先生「ルパン三世M Neo(3)」<amazon>に収録の「銃と剣の絆~The bond between the gun the sword」ですね。日本が舞台のこの話、ストーリーも一本筋が通って仕掛けがあって面白いし、次元も五ェ門もカッコいい。なにより二人の対決シーンの迫力がハンパないし、ラストのやりあいまで楽しいのです(いま確認したら、ストーリーが柏原寛司さんと小沢俊介さんでした。そりゃ面白いわ……)。名作です。

 そんな名作を紹介しておいて、引き合いにだすのもおこがましいのですが、好きなものだけに、とうとう自分でも我慢しきれず書いてしまいました。ショートケーキのイチゴだけを差し出すような、まさに「書きたいとこだけ書いた」話で申し訳ないのですが、まさにこういうことだけを書きたかったのでご了承ください(無反省)。五ェ門と次元の話ではありますが、両者のあいだにあるのはルパンです。そういうお話でもあります。

 五ェ門メインの話を書くのは「花とおむすび」(URL)以来です。それ以外のルパンのお仕事話にはちらちらと登場させているのですが、なかなか書くのは難しいキャラクター、なおかつ五ェ門をお好きな方ってとても多いので、いつもうまく書こうとしては苦心しています。それでもなんとか、わたしの思う五ェ門(正確にはわたしのイメージする次元の目を通した五ェ門かな?)をがんばって書いてみましたので、五ェ門をお好きなかたにすこしでも楽しんでもらえたら嬉しいです。ちなみに、浪川さんの五ェ門も大好きですが、この話だけは井上真樹夫さんの声をイメージして書きました。どこまでも新ルパン世代。

 題名は、もちろん「葉隠」の「武士道と云うは死ぬことと見つけたり」のもじりですが、書き終わった後に検索したら、日本のHMバンド、陰陽座に「生きることとみつけたり」という曲があったので、びっくりです。陰陽座は初期しか聴いてないので知らなかった。これを機会に聴いてみようかな。

 というわけで、五ェ門VS次元のお話でした。次回からはまたジゲフジ話に戻ると思いますが、ルパン一味のお仕事話や、もしかしたらまた五ェ門メインの話などでも、いろんな五ェ門を書いていけたらいいなと思っています。五ェ門も好き!なのです。そして、いつも、作品の閲覧、評価、ブクマ、拍手などなどの反応をありがとうございます。今回の作品も、なにか感想などありましたらぜひ教えてやってください。興味を持って読んでみて頂けたかたに、面白く思っていただける部分があれば幸いです。ありがとうございました!