2019年ありがとうございました。

 こんにちは、来年2月19日に発売されるTVSP「プリズン・オブ・ザ・パスト」のDVD、予約特典のクリアファイルにしっかりご贔屓の八咫烏くんがいて、とても嬉しい、とりこ。です(URL)。すごい、ちゃんとあれを操縦して大活躍してるみたいに見える(いやその)。さらに店舗別特典で「複製キャラクター設定原画」までついちゃうんですね。わあ、どれも欲しいよ!

 12月24日に、「追悼、モンキー・パンチ。 ある漫画家の、60年の軌跡」が双葉社さんより発行されました。

 

 思ってたよりずっとしっかりした造本で判型も大きいのが嬉しかったです。内容もカラーイラストギャラリーにはじまって各ゲストマンガ家さんによる寄稿、関係者インタビュー、単行本カバーコレクションや扉絵コレクション、幻の貸本漫画時代のデビュー作に浜中町関連の資料までと読みどころと拾いどころが盛りだくさんです。

 分かっていたことですが、「ルパン三世」関連のイラストギャラリーがほんとうにほんとうに素晴らしい……。作品数が膨大なうえにどれも甲乙つけがたいものばかりで、作品選定はさぞかし大変な作業だったと思います。できるだけたくさんの絵を掲載したいという編集担当さまのお気持ちは痛いほど分かりますが、それでもやはり、一枚一枚をもっと大きく見たいと思わずにはいられないカッコ良さと美しさなのです。この独特のセンスと色遣いがマジでため息もの。個人的にはあの名作「ウェスタン次元」の扉絵が見開きだったのを見ることができて感激です。ああもう、原画展してくれないかな……。

 そうやってひとつひとつ取り上げていくときりがないです。寄せられている関係者のみなさまのお言葉もどれも興味深いものばかりですっかり読みふけってしまいました。関係者の皆様が語られるお言葉から察せられる先生のお人柄、ほんとうに素敵だ。また、切通理作さんの「ルパンの正体は、私たちの中にある」という評論は、TVアニメ版と原作の関係性からルパン一味のキャラクター観の変遷やその違いまで突き詰めていくもので読み応えありました。

 もちろんわたしの第一のお目当ては「ルパン三世」関連です。でもモンキー先生には他にもたくさんの作品があるのだから、そのあたりももうちょっと取り上げてほしかったなあと思わないでもないのですが、やはり、そう簡単にはいかないくらい先生のお仕事量は膨大で広くジャンルを問わないものだということは、この本に掲載されている貸本時代の作品データや不完全作品リストから察することが出来ました。

 だから、個人的には、これからもモンキー・パンチ先生に関して、これと似たような関連本というか評論、作品論本が出てほしいなあと思います。それこそ手塚治虫先生のように。だってまだまだあるよねえ?と思っちゃうんですよ。これだけ丁寧に広い分野を網羅した本を見てもそう思っちゃうのは失礼な話ですが、そう思わせるくらいに、この一冊にはモンキー先生の魅力がつまっていると思います。読んでいて嬉しかった。発見がいっぱいある。

 そして個人的に嬉しかったのは、先生ご自身がインタビューで語られていた「アメリカではいろんな漫画家がスーパーマンやバットマンを描いているんですよね。だから日本の『ルパン三世』もそういう息の長い漫画になってほしいという願いもあります」というお言葉でした。先生の、この未来を見据えた広い視野と寛大なお心が「ルパン三世」これだけ魅力的なコンテンツにしたのだと再確認した思いです。ほんとうにありがとうございます、という気持ちになりました。

 来年になると、早速、USJとのコラボも始まりますね。とうとうグッズとリストランテのメニューが発表されました(URL)。

 リストランテのメニューは、前回に比べて、マイナーチェンジくらいかな?(URL)。しかし、メインもデザートも楽しくておいしそうでいいな!とかいってたらスペシャルカクテルは吸盤でグラスにくっつくオリジナルノベルティ付きと知って、悲鳴です。分かってるの、こういうものが欲しくなっちゃうの……。しかもランダムか……。わたし何回コース食べたらいいのかな……。

 グッズも、前回に引き続きのものもあれば新しいものもあって気になるラインナップです。でも、わたし、グッズは去年で学習したから。現地に行ったらサイトに掲載されてない隠し玉みたいなのが見つかるから(クリアファイルとマステを抱えて悲鳴上げました)。そしてもちろん今回もコレクタブルグッズがあるのだった……。個人的にはキャラ別クッキー缶がまた欲しいなあ。今回はいつ行けるか分からないのですが、開催期間中に1回は行きたいですね。1回は(言い聞かせ)。

 さて、今年もあと少しで終わりですね。今年は、モンキー・パンチ先生と井上真樹夫さんのご逝去という、ルパンファンにとっては悲しい出来事がありました。でも、同時に、2つのTVSPに新作映画という喜びもあった一年でした。個人的には、そうやって「ルパン三世」に泣いたり笑ったりで忙しくも、たくさん「ルパン三世」に触れて、たくさん「ルパン三世」のことを考えた一年でした。楽しかった。

 そして個人活動としましては、この一年も途切れることなくpixivに二次創作を投稿し続けることができました。去年までの毎週一本から隔週一本とペースは落ちましたが、どう考えても毎週一本の方がおかしかったと思いますし、隔週でもじゅうぶんこのひと頭おかしいなという感じになっている気がしますのでご容赦ください。たくさんジゲフジを書くことが出来てほんとうに楽しかったです。またそれ以外にもお仕事話や八咫烏くんやルパンと次元の話なども書けて良かった。わたしのなかには「ルパン三世」で書きたいテーマや雰囲気のお話がまだまだたくさんあるのです。やっぱりこのひと頭おかしい。

 また、その個人活動の集大成として、今年も去年に引き続きpixivの再録本を発行できたのも喜びです。自分の本の自慢になるのであれですが、中身はどうあれ、装丁とDTP担当の友人の力もあって、ほんとうに素敵な本を作ることが出来たと思っています。諸般の事情でイベント参加が難しいため、通販で頒布しています。書き下ろしもありますので、興味がおありのかたはぜひ手に取って頂けたらと思います(URL)。

 そんな風に創作活動を続けることができたのも、わたしがpixivに投稿した話を読んでくださる方がいて、ブクマやいいね!やフォローを頂けたこと、ブログでのコメントや拍手、フォームやメッセージなどでのお言葉といった反応があったおかげです。きっと、そんな風に反応してくださったみなさまが思ってるよりもずっと、わたしの活動は頂いた反応に支えられているのです。この一年に頂いたすべての反応にただただ感謝です、ほんとうにありがとうございました!

 ふと気づけば、pixivへの投稿と、このサイトの前身であるブログを2016年の1月に同時に始めてから来年で4年目に突入することになります。4年。ルパンファンとしてはきっとまだまだひよっこの年数です。それでも自分としてはよく続いてるなあ、と思いますが、それも当たり前なんですよね。だってわたしは「ルパン三世」が好きだから。

 そうです、去年の締めくくりに言った言葉、また書きます。今年も「ルパン三世」が大好きな一年でした。そしてまた新しい年でも「ルパン三世」が大好きなままでいると思います。とても嬉しいです!

 今年のブログ更新はこれが最後となります。この一年、Pixivで拙作を閲覧いただいたり、ブログを訪れて下さったみなさまに深く感謝いたします。これからもわたしは変わらずに「ルパン三世」が大好きなままで、次元と不二子が付き合ったりケンカしたりやっぱり付き合ってる小説を書いたり、公式に動きがあれば、いちいち情報を拾って喜んだり悲鳴を上げたりしたり、新作が出たらみっちり感想を書いたりすると思います。怖いことに「ルパン三世」にわたしが飽きる要素がないの。

 ですので、どうぞあきれずに、来年もよろしくお付き合い頂けたらと思います。次のpixivへの作品投稿は、来年の1月4日を予定しています。また年明けにお会い出来たら幸いです。

 このサイトを訪れてくださったみなさまと「ルパン三世」にとって、新しい一年がまた素晴らしい年でありますように、心よりお祈り申し上げます。どうぞ良いお年をお迎えください!

 

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