「霧のささやき」をUPしました。

 Pixivに、新作「霧のささやき」をUPしました。

 ある酒場で待ち合わせた次元と不二子。ふたりを取り巻く霧に隠れた想いと言葉。そういうお話です。
 ・次元×不二子が前提となります。ジゲフジです。すでに恋人同士といっていい関係です。そういうものだと思ってお読み頂くことをおすすめします。甘味成分多めです。

 以上の点をご了承のうえでご覧いただけると有難いです。ジゲフジがお好きなかたに読んで頂ければと思います。どうぞよろしくお願いします。
 
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 ↓以下、作品について(ネタバレあります)。

 霧のなか。ふたりきりの時間。ささやきあう言葉。それ以外はとくになにがあるというわけではないお話です。でも、わたしはこういう、たいしたことはなにも起こらないけれど、ただふたりでいることには意味があるような、そんな時間を切りとったお話がときどき書きたくなるのです。そういうお話です。ちなみに仮題が「霧の浮舟」だったので、いざ真面目な題名をつけようとしてもなかなか思いつかず、すごく困りました。

 わたしは自分が書く次元と不二子には過去も未来も存在しないと思っています。要するに、いまだけの存在だと思っているのですが(だから公式に描かれた内容の二次創作以外のふたりの過去や、ふたりがこれ以上の未来に進む話は書けないです。ぶっちゃけ、なにも浮かばないから)、なんだか、ふたりの関係という意味に限れば、過去と現在という時の流れは生まれてきたのかなという気が最近はしています。まあ40本も書けば時系列の流れが生まれるのは当たり前でありますが、この話はその流れができていることを、書きながらなんとなく感じた話でもあります。ひとに歴史あり的な意味でジゲフジに歴史あり。ようやくそんな境地にたどりつきました。ずっと読んできて下さったかたには分かるかな?みたいな箇所もちょっとあったりしますね。

 まあ、そんなこと言いつつ、しょっちゅう時系列的に行きつ戻りつ、いろんな時間のふたりについてのお話を、なんどでも書いちゃってるし、これからも書くんですけどね。だって、美味しいものはなんど食べても美味しいじゃないですか!(もぐもぐ)結果として同じことしか書いていない気もしますが、うちのジゲフジはおたがいのことが好きすぎるから、結論はいつも同じですよ、しょうがないじゃないですか!(逆ギレ)
 というわけで、こんな感じでおたがいのことを好きすぎるジゲフジ話を手を変え品を変え、これからも書き続けていくと思います。ゴールがないので終わりもないのがうちのジゲフジです。よろしくお願いします。 

 分かりやすく言えば単なるノロケみたいな話ではありますが、わたしと同じようなジゲフジスキーな方に楽しんで頂ける部分があればと思います。あくまで自分個人の萌えが出発点とはいえ、いつもPixivでの、閲覧、評価、ブクマの数字を見るたびに、背中をどんと押されて「ユー、やっちゃいなよ!」といわれているような気に勝手になって、やっちゃってます。さらに感想のお言葉まで頂けると、これはもう素直に創作のガソリンです。がんがん燃えちゃいます。そういう感じで、読んでくださるかた、そしてそのことをいろんなかたちで知らせてくださるかたの存在をいつもありがたく思っています。これからもどうぞよろしくお願いします。ありがとうございました!