Pixivに新作「女はそれを我慢できない」をUPしました。
峰不二子は浮かれていた。自分のたくらみが失敗したにも関わらず。そしてその原因の男のところへ足を向けた……というお話です。
・次元×不二子が前提となります。ジゲフジです。すでに恋人同士といっていい関係です。そういうものだと思ってお読み頂くことをおすすめします。
・メインではありませんが、モブキャラが登場します。お好きでない方はご注意ください。
とにかく甘い甘い甘いお話ですので、そういうジゲフジがお好きなかたに読んで頂けると嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。
よろしければ、こちらへどうぞ→(URL)
↓以下、作品について(ネタバレあります)。
新年最初の投稿でベタ甘いジゲフジを書いたのに(「あたしのこと、覚えてる?」)。ひとつルパンさんと次元さんの話をはさんだあとに、それよりも甘いジゲフジを投稿するってなんですかね。もういちいち「甘い」と書かなくとも、わたしのジゲフジはそれがデフォルトということですかやっぱり。しかしそんな風に恥ずかしがってるのは作者だけで、読み手のかたからしたら「いつものとりこ。さんの通常運転ですね」というとこかもしれません。うん、そんな感じ。うちのジゲフジこんな感じ(開き直り)。
このお話を書こうと思ったそもそものきっかけは、「あくまで奔放な不二子ちゃんの本能は、次元とデキたあともそのままなのか?」という自分自身の疑問からでした。
なんせ、どの「ルパン三世」の世界でも、さまざまな男に愛されて、恋を楽しんできた不二子ちゃんです。とりわけ、女であることを最大限に利用して、セックス遊びにもふけっちゃう、なによりも優先されるのは自分のしたいことであり、それがどんなことであっても己の価値はちっとも傷つかない、と笑う、L峰の不二子ちゃんがわたしは大好きです。不二子ちゃんにはあらゆる抑圧から自由でいてほしいと、常に思ってました。
でも、そんな不二子ちゃんでも、次元とデキちゃったあとはどうなるんだろうか、と思ったんですよね。それで書いてみたところ、わたしの二次創作での不二子ちゃんは、あの通りのかたちに落ち着いてしまいました。だって、うちの不二子ちゃん次元さんのこと好きすぎるから……。まあ、これからも男を誘惑したりひっかけたり騙したりはして、次元さんをイライラさせるんでしょうけど、それもまあ通常運転です。しかし、うちの不二子ちゃんは、こうなったらさらにヤキモチ妬きなところに磨きがかかりそうですね。楽しい(他人事)。
題名の「女はそれを我慢できない」は、1956年のジェーン・マンスフィールド主演のコメディ映画(勝手な思い込みですが、次元さんがモンロー派なら、ルパンさんはジェーン派だと思います)から頂きました。内容はまったく関係ないので、あくまで語感から。アン・ルイス姐さんにも同名の曲がありますが、曲調はカッコ良くて大好きな曲ですが、これも歌詞の内容がぜんぜん違います。
今回の投稿で、ちょうどPixiv投稿とブログ開設が一周年になります。こどものころから大好きだった「ルパン三世」に、こんな形でハマってしまい、わきあがった情熱をとにかくもう表現するしかない、と思いきったものの、投稿直後は、ただもう、どうかなどうかなと、とてもドキドキしていたのを覚えています。
そして「ルパンを待ちながら」を投稿した後、はじめての評価を頂けたときのあの喜び!いまでも、作品を投稿するたびに、感想のお言葉はもちろん、ブクマや評価や閲覧の数字が増えるのが目に入ると、ありがたくて嬉しくてなりません。新作だけでなく、過去作に入るのも幸せです。そうやって、自分の考える「ルパン三世」や、ジゲフジという二次創作を読んで下さるだれかがどこかにいるという事実に支えられて一年やってきました。その一年のなかでは、有難いお言葉もたくさんいただきました。そのなかには、ほんとうに楽しんでもらえていることが伝わるような素敵なお言葉もあって。なんかすごいなあと思います。
わたし、病気みたいに「ルパン三世」が好きなだけなんです。
もちろん、そのなかでもジゲフジというカップリングにハマらなかったら、ここまでにはならなかったと思います(どうしてこんなになるまで放っておいたんだ!←AA略)。なんだろうなあ、とにかく好きなんですよ。キャラクターとして大好きなのはルパン三世そのひとだけど、たぶんそれ以上に次元大介という男と峰不二子という女の組み合わせが好きです。で、それを公式だけでは足らなくて二次創作で必要以上に補完しているわけです。恐ろしいことに、50作以上書きましたが、まだその補完は続きそうです。なんせ、書いても書いても、足りない部分、書き落とした部分が出てくる気がして、いつもそれを追いかけて、いつまでたっても書ききった感がしない、とんだサグラダファミリアです。しかも、その合間にジゲフジ以外のルパン一味の話とか、次元さんの過去の女話とか、本篇に即した話も書きたいわけで、ほんとうに終わらない。死ぬのが怖い(真顔)。
というわけで、一年たちましたが、基本的にいまの週一回の投稿ペースを続けられるうちは続けていきたいと思っています。ただ、週末に予定があるときなど、これまでよりはゆるくしてお休みを頂くことがあるかと思いますが、その場合は事前に告知します。無理はしません(笑)。小説だけでなく、ブログの更新も、いまはルパン情報が潤ってるのでそれを追いかけるので精一杯ですが(自分が後で振り返るのに便利なんですよね)、もうすこしルパンそのものの作品感想とかもみっちり書いていきたい気持ちもあります。イベント行ったらレポも書きたいし。要するに、まだまだルパンで書きたいことはいっぱいあります!ということです(笑)。
こんな感じで、あまりスタンスは変わらないままですが、このまま、また一年続けていこうと思います。このブログやPixiv投稿作品の読者のみなさまには、よろしければこれからもどうぞよろしくお願いしますという気持ちでいっぱいです。ありがとうございました!