pixivに新作「飽きないふたり」を投稿しました。

　新しい仕事を前に、バーでひとりくつろぐ次元大介。そこに現れた峰不二子。ふたりのとりとめない会話が行き着く先は……というお話です。

・次元視点のジゲフジです。前提として、付き合いも長くすでに恋人同士のふたりです。そういうものだと思ってお読み頂くこと推奨です。

　とくになにが起きるわけでもないお話ですが、仲も落ち着いた時期のふたりを書きたくて書きました。甘いというほどではないかなと思いますが、しっかり結ばれている感じです。そういうジゲフジがお好きな方に読んで頂けたら嬉しいです。
　今年も、4月2日の次不の日合わせで過去の再録本を発行しました。書き下ろしもありますので、興味がある方はぜひどうぞ。BOOTHにて頒布中です。→（URL)

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　以下、作品について（ネタバレあります）↓

　キャプションにも書きましたように、すでに仲は落ち着いててしっかり恋人同士のふたりのお話です。不二子はもちろん、次元もすでに自分の気持ちを疑ってない、そんな時期のふたりの、ちょっとした会話を書きたかったのでした。ルパンのことを引き合いに出してはいますが、それはもう嫉妬とかさやあてみたいなものではなく、ルパンがいたからこそ出会えた偶然に触れただけ、という感じです。

　作中に登場しました　「モンキー・ショルダー」は実在のお酒です（URL)。ルパンを象徴するようなお酒がないかなーとあれこれ調べてて見つかったのでした。猿のモチーフ可愛いですね。

　これといった事件が起きる話ではないので、あまり言うこともないのですが、ふたりがバーで会う話はこれまでにも何回か書きました。「峰嘘」で書いた「苦い嘘」とかそのまんま同じようなシチュエーションですが、でも、こういう落ちついた時期のラブな感じで、という話は珍しいかも。なんといってもこれだけ書いてきたので、同じシチュエーションになるのを避けるのはもうあきらめているんですが、ふたりの状況、心情や関係にはそれぞれに違いがあるので、作者としてはそこに書く意味を見出しています。

　ていうか書きたいんや……。わしはジゲフジを書きたいんや……（なぜ突然の関西弁）。

　まあ、これまでに書いたことがないシチュエーションだってまだまだあると思うので、そういうのも書きたいんですけどね。書いたことがないというのはイコール難しいとか思いつかないということでもあるので、大変ですが、どんな話でも、次元と不二子のふたりがイチャイチャしてたら書ける気もします（どうしようもないな、これ）。

　そんなことができるのも、これまでにpixivに投稿した作品を閲覧し、イイねやブクマなどで反応してくださるかたのおかげです。さすがに最初の頃の投稿作品は、いいかげんつたなさが目立ちすぎて恥ずかしい限りですが、ブクマをしてくれたかたがいると思うと、削除とかしないほうがいいかなーとそのままにしております。新作はもちろん、過去作品へのブクマもすごく嬉しいのです。ありがとうございます！

　そういうわけで、過去の作品も読んで下さったり、新作に反応して下さったり、ブログの拍手やメッセージでお言葉を届けて下さったり、再録本を申し込んで下さったりする創作へのさまざまな反応を頂けるおかげでずっと書き続けることが出来ています。幸せです。

　ですので、これからもこんな感じでマイペースにジゲフジ及びルパン創作を続けていけたらと思っています。どうぞよろしくお願いします、ありがとうございました！