pixivに新作「月下の悟り」を投稿しました。
仕事が終わり、追っ手から逃れて山中にひそんだルパンと五エ門。ふたりの会話の行きつく先は……。というお話です。
・ルパンと五エ門の話です。いわゆる、腐、BL的要素はありません。
ルパン三世にとっての石川五エ門、そしてふたりにとっての次元大介、というところを考えてお話にしました。派手な事件は起きませんが、そういうお話がお好きな方に読んで頂けたら嬉しいです。
今年も、4月2日の次不の日合わせで過去の再録本を発行しました。書き下ろしもありますので、興味がある方はぜひどうぞ。BOOTHにて頒布中です。→(URL)
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以下、作品について(ネタバレあります)↓
ルパンと五エ門の話です。このふたりのお話は、いつかPART5できちんとしたのを書きたいのですが、あそこまで追い詰められていないところで、こんな話を書いてみました。わたしのルパンは五エ門大好きで、五エ門もルパン大好きですが、五エ門はちょっとまだそこに無自覚なところがある、みたいな感じになりました。
わたしとしては、ルパンはまったくもって人間離れしたひとで、一種のスーパーマンくらいに思ってるんですね。自分でもそれが分かってて、世界はおれの手のひらの上だぜ、とかあんがい本気で思ってる。なのに、そういうひとが、あんがいくだらないことで熱くなったり怒ったり、命を賭けたりするのがほんとうに尊い。そこが好き。わたし、キャラクターとしてはルパンがいちばん好きなんですよ……。
そして五エ門もまた人間離れしたひとなんだけど、ルパンと違ってまだ人間であることをあきらめてない感じ。自分のことを人間だと思っているからこそ、修業でより高みを目指したいと思っている。いまだ自分は途上の人間であり、いつかはどこかにたどり着くはずと思っている。
そしてルパンは、それを見て、たどり着く場所なんてあればいいねえ、五エ門ちゃんと笑うひと、なのです。我ながら厨二臭いキャラ把握ですが、しょうがないよこのひとを好きになったのは厨二どころか小二だよ……。
そして、わたしが書いているので、とうぜんこのふたりは次元大好きです。ルパンがあんなひどいこと言っちゃったので、書きながら「次元さんが可哀想……」と思いました。でも、これは要するにルパンは絶対に次元を先に死なせるようなことはしないってことなのです。次元もそう思ってるのは間違いないですが。
でも、わたしの書く二次創作ではそういうシビアなことはないというか、そんなシチュエーションあっても、ぜったいにみんな助かって大笑いして馬鹿やろおまえなにやってんだ、とか言いあう落ちになるから!そして永遠にあの時間線のなかでわいわいやってるから!(いろいろ考えてたら自分で悲しくなりました)(根が暗いので、ついそういうことを考えるのです)
まあ、なによりもそんな次元さんには不二子ちゃんがいるんですけどね! もしかしてお気づきになった方がいらっしゃるかもですが、このお話の次元さん側のお話が昔書いた「月の夜は桜の下で」(URL)です。ルパンと五エ門がシリアスに人でなしな話をしているときに、次元さんは不二子ちゃんとラブラブという、たいへん申し訳ないことになりましたが、なにもかもわたしが書いているということでご容赦願いたいです。
あとほんとうにわたし、月が好きだな……。そろそろ禁止令だな……。
というわけで、今回はジゲフジを一度お休みしましたが、また次回からはジゲフジに戻ります。もちろん、わたしのメインはこれからもずっとジゲフジなのですが、ときにはこんな感じでジゲフジ以外の話も投稿するかと思います。それはそれで、という感じで楽しんで頂けたら幸いです。
そして、そんな風に書き続けられるのも、pixivに投稿したわたしのお話を閲覧し、ブクマやいいねをつけてくださるかたのおかげです。拍手やメッセージ等での感想のお言葉もほんとうにありがたいです。毎回の繰り返しになりますが、やっぱり読んで下さるかたと頂ける反応あっての創作という面は大きいのです。励みになります!いろいろと好き勝手に書いていますが、すこしでも面白く感じて頂ける部分があったなら幸いです。これからもこの調子で書いていきます。どうぞよろしくお願いします。ありがとうございました!