Pixivに新作「ロデオのように泥棒を」をUPしました。
ルパン一味の今回の狙いはロデオ像にはめこまれた緑のダイヤ。しかしその仕事の最中に、次元は不二子の機嫌を損ねてしまい……というお話です。
・次元×不二子が前提となります。ジゲフジです。すでに恋人同士といっていい関係です。そういうものだと思ってお読み頂くことをおすすめします。
ルパン一味の仕事のお話となりますが、ジゲフジなお話でもあります。新ルパンの軽いノリを目指して書きました。そういうルパン三世と、ジゲフジがお好きなかたに読んで頂けると嬉しいです。
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↓以下、作品について(ネタバレあります)。
というわけでPixiv投稿60作目です。わーい(クラッカーを鳴らす)。ひさしぶりにルパン一味のお仕事話を準備してみました。ストックの中から持ってきたわりと古いお話で、新ルパンにハマってた頃に書き始めたものなので、ノリがそういう感じです。ストーリー展開などに無茶なところもあるかと存じますが、カワイコちゃんに頼まれたからといって、人魚のウロコとか竜の肝臓とかを普通に取りに行けちゃうような公式の二次創作ということで、温かい目で見守ってくださると嬉しいです。申し訳ありません。
そしてみなさまお気づきでしょうか。三世さんは予告状を出すのを忘れています。ええ、わたしが忘れていました。というわけでお仕事話なのに銭形警部の出番はなく、もうひとつ申し訳ありません。五ェ門もいまひとつの出番で、やっぱりわたしにはこういう広がりと動きがあるお話は難しいのだなあと感じた次第です。銭形警部も五ェ門も、それぞれにフォーカスを当てたお話をちゃんと書けるよう頑張りたいです。
それにしても今回は題名が思いつかなくて泣きました。いちばん最初の仮題は「射的」だったんですが、まさかそのままというわけにもいかず、あれこれ考えていたところ「恋は暴れ牛に乗って」というタイトルが浮かんで爆笑してしまい、それ以外が思いつかなくなってしまって大変でした。いや本当にこれじゃ駄目かなという思いとタイトルで笑わせてどうするという思いがせめぎ合い、結局、話の中で暴れ牛に乗ってるのは次元じゃなくてルパンなので内容に合わないということで却下になりました。良かった。
お話の内容自体は読んで頂いた通りですが、要するに、次元さんの射的場面が書きたかったのです。日本を舞台にすることも考えたのですが、わたしの筆力では現代日本を舞台にするのは不可能でした。あと、次元さんが射的の場面でなにが欲しかったか思い出していないくだりについてですが、新ルパン第148話「ターゲットは555M」(大好き)では「ピンクのドレスを着たフランス人形」ってことになってますよね。わたしとしては、それが本当でもあるいはあの緊迫した状況でのジョークでもどっちでもいいなという思いがありました。そういうこともあったかもしれないし、そうでないときもあったかもしれない。今回のわたしのこの話ではたまたまなにも思い出せなかったくらいにとらえて下さったら嬉しいです。あと、わたしは原作の次元さんに妹がいる設定が好きで好きで仕方ないので、匂わせるていどですが、ちょっと触れてみました。でも、これが限界です。最初で最後になると思います。
あ、あと、ラストで不二子ちゃんが他の指を曲げたうえで、薬指だけピンと伸ばしてますよね。これ、みなさん出来ますか。わたしは出来ませんでした(まあ、わたしはスタトレの長寿と繁栄をも出来ないのですが)。指がつりそうになった。不二子ちゃんは希代の女泥棒なのでそういうことも出来るんですよ。そういうことでお願いします。
それにしても60作目です。わーい(クラッカー二個目)。ときどきお休みしつつも週に一本上げていったらこんな数字になりました。多い人からしたら大したことない数字ですが、わたしとしては一つのジャンルでは初めての数字です。ルパンはとんでもないものを盗んでいきました、な気持ちでいっぱいです。それでもまだ書き続けてますし、もっと書きたいです。ジゲフジのふたりも、距離感が近くなったり遠くなったりいろんな瞬間を書きたいですし、それ以外のルパン一味のお話も書きたい。これだけ書いていると同じようなお話も増えてくると思うのですが、基本、同じものを食べ続けるのが苦にならないタイプですので、自分としてはこんな感じで続けていこうと思っています。
そんな偏った内容のお話ばかりなのに、Pixivで閲覧してもらえて、しかも評価やブクマ、コメントまで頂けることがいちばんの喜びです。ほんとうになによりの励みなんです。そういった反応や感想のお言葉が増えるたびに、これから書く作品の数も増える気がします。最近は、ブログでルパンに関するあれこれを適当につぶやいてるのにも拍手で反応頂けるようになって、それも嬉しいです。やっぱりわたしは「ルパン三世」とジゲフジが大好きです。これからもどうぞよろしくお願いします。ありがとうございました!