新作「口紅は誰のもの?」を投稿しました。

 pixivに新作「口紅は誰のもの?」を投稿しました。

 今回、ルパンが目をつけたのは、宝石が埋め込まれた黄金の口紅ケース。もちろん不二子にプレゼントするためだが、いやいやながらもその仕事を手伝うことになった次元は……というお話です。

 某百貨店での口紅ケースへの刻印サービスがきっかけで思いつきました。次元視点の、ジゲフジ前提お仕事話です。ふたりはすでに恋人同士と呼んでもいいような関係になっています。メインはお仕事話ですが、ふたりの仲はしっかり落ち着いていて、雰囲気は甘いです。そういうジゲフジがお好きな方に読んで頂けたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。

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 ↓以下、作品について(ネタバレあります)

 というわけで、うまくいったというかなんとかなりました(昨日のブログ参考)。元ネタは伊勢丹でのエスティ・ローダー刻印サービスです。いつの話だよ、という感じですが、思いついたはいいものの、お仕事の部分がなかなかまとまらなくて長く放置していたものをなんとか仕上げた次第です。仕上げたと言いつつ、あまりこう細部まではツッコまないでいただきたい出来ですが、一生懸命書きました。

 というか、わたしはいつでも合法的に次元と不二子をイチャイチャさせたい一心で小説を書いているだけなのに、なぜお宝の内容とかルパンの仕事の方法とかを考えて苦しんでいるのでしょうか。なんかもうよくわかんないけどルパン盗んだ!すごい!その頃ふたりは……とかでまとめちゃだめなんでしょうか(だめすぎる)。しかも知ってるけど、お仕事メインだと面白く書くのって難しすぎるうえに、苦労して書いても、こう、ぶっちゃけ需要もないような……(ろくろを回す手つきで)。

 で、でも、やっぱり、お仕事途中の次元とルパンの会話とか、そういうのを書くのも好きなんですよ。そしてカッコつけるルパン大好きなの。決める場面でああいう風に見栄を切るルパンなら何パターンでも書きたい(でもルパンが「レディースアンドジェントルメン」と言ったときに、そのまま「お父っつあんお母っつあん、踊りなさい踊りなさい」と続けて書きそうになった。自重しました)。

 もちろん、お仕事でカッコ良い次元さんも書きたい。そのためには知識も技術も足りないのがあれですが、毎回が勉強だと思って書いてます。くじけそうになったら自由すぎる新ルパンとか見て自分を励ましています。いや、マジで、ああいう自由さはルパン三世の本質だと思うので……いつかあんな境地にたどりつきたいなあ。

 しかしもちろん、そんなお仕事話も、すべては次元と不二子がイチャついているところを書きたいから。なので、この話もしっかり最初と最後にジゲフジでサンドイッチさせていただきました。関係が長く続いて、すっかり落ち着いてラブラブで不安もなにもない(ヤキモチは妬くけどね!)そんな安定期のふたりです。なにより、あの伊勢丹のリップがきっかけですから、こういう仲が落ち着いている時期のふたりもいいかと思って下さると嬉しいです。

 そんな風に好き勝手に書いている小説を、pixivで閲覧し、イイねやブクマをくださるかたにはいつも感謝しています。最近、pixivにダッシュボード機能がついて、いろいろといじってみたところ、思わぬ話に予想以上のブクマがついていることを発見したり、昔の投稿でも最近ちゃんと見て頂いているものがあったりと、あらためて自作に反応して下さっている閲覧者のかたへの感謝の気持ちがいっぱいになりました。ブログでの拍手やメッセージ等で頂けるコメントもみんな宝物です。これからも頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。ありがとうございました!

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