つれづれと。

 こんにちは。小説のメモなどを手書きで書いているときに、漢字を間違えたりいい加減な当て字をすることはしょっちゅうなのですが、つい「不次子」と書いてしまうことが続いたときに、とりこ。あなた疲れてるのよという気分になりました、とりこ。です。我ながらどうかと思います。

 浜中町のルパンフェスティヴァル、キーヴィジュアルが出ましたね!(URL)。テレコム横堀久雄さんの青ジャケルパンVerということで、PARTⅣ贔屓のわたしはもう嬉しくてたまりません。PARTⅣより微妙にアダルトな雰囲気もあるし、どのキャラも躍動感あって最高で悲鳴です。次元さんがとくにお気に入り。銃を撃った後、ふと空を見上げる仕草なんてカッコ良すぎてうっとりです。その横(強調)でマシンガンを構える不二子ちゃんも素晴らしい。ヤバい、ほんとうに浜中町行きたくなってきた……。

 「LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門』上巻がレンタル開始です!(下巻は5月2日レンタル開始)」(URL)いや、ちょっと待って、注文してある限定版Blue-rayが届くのは5月末……(笑)。まあいいや!すこしでも早く再見できるのは嬉しい限りだし!なので、このブログでの血煙感想及び血煙ジゲフジ小説の投稿は、5月2日以降にしようと思います。楽しみ楽しみ。

 そういや、Pixivへのジゲフジ小説の投稿も60を越えて、100作までの折り返し地点を越えたんですが(といっても100作で打ち止めと決めているわけではなく、あくまで節目としての数字です)、いろいろと書いていると、わたし、やっぱりジゲフジのふたりを書くのが好きだなあと思うんですね。でも、わたしの書くジゲフジは、公式のジゲ→フジ+ルパンとは、ちょっとばかり毛色が違います。主に不二子ちゃんが次元さんを好きすぎるあたりが。

 ときどき、そこのあたりで、はたしてこれでいいのかなと引っかかることがあって(あるんですよ)、自分でもちょっと、それっぽいのを書こうとしたことはあります。実は。でも、すぐに挫折しました。他人様の書いたものや公式のそういう描写は平気だし、むしろ楽しめるくらいなんですが、自分で書くのは駄目だとよくわかりました。どうしても、次元さんが可哀想になっちゃうので……。切ないとか胸が痛いのはいいけど、悲しいのはいや、という感じ。前者にしても、そういうことを感じる場面があってもその作品内で収束させないと無理です。殴られたり撃たれたり生死の境をさまようのはべつにいいんだけど(鬼か)。

 それは、わたしの中の次元像のせいかもしれません。わたしが考える次元大介は、ルパンに出会うまでは、ひとりのアウトローとして殺し屋の人生を歩んできたけれど、それでも人間としての、それこそ“希望のかけら”を忘れられるひとではなかったはず。でも殺し屋としての生き方とそれは明らかに相反するものだから、いつか、その矛盾がかれを殺すことになっただろうな、と。それを救ったのがルパンとの出会いだったんだと思うんです。

 なあ、おれと組むのはどうだい?同じお天道様の下を歩けない身分にゃ違いねえが、おまえさんには意外とこの稼業が向いてる気がするんだなア……と次元に向かって手を差し出したルパンがいて、そこでもう次元の孤独な悲しい人生はおしまい、それからはルパンの相棒、五ェ門の仲間という新たな人生が始まったということにしたい。で、そこにもうひとつ、不二子ちゃんという恋人ができたら最高じゃないですか。そうか、わたしは人生を楽しんでいる次元を書きたいんだな、といま気づきました。すごい。ガチでいま気がついた。

 どうしてかな、わたしの最愛キャラクターはルパン三世なのに。それはきっと、わたしの考えるルパンの幸せが、次元と楽しく人生を生きていることにつながるからでしょうね。そう、わたしはルパンだって幸せじゃないと嫌です。それはもちろん、ほかの皆も!だからわたしが書くルパンの世界は、基本的にはいつもルパン一味が一緒にいる時間枠、ルパンがいて五ェ門がいて、次元がいて不二子がいて、銭形警部がそれをおいかける、その変わらない楽しい世界を書いていきたい。そしてそのなかでも、微妙に変化したり、進んだり、立ちどまったりしつつも、絶対に離れられない仲になっていく次元と不二子を書きたいんだと思います。

 そういう意味ではちょっと変わり種のルパン二次創作なのかなあとは思うのですが、わたしはもうつくづくこういうのしか書けないらしいです。それと、いまここに書いたようなことは、本来ならばすべて小説にぶつけるべきことなんだろうなといま思いましたが、ひとつの覚書として書かせて頂きました。そんな作品なので投稿するときにはいつもドキドキです。それでもすこしでも面白く楽しいものになればいいなと思って書いていますので、評価とかブクマをいただけるとその場で小躍りしてます。嬉しいなあ、と思います。もちろん、それは感想やブログの拍手でも同じです。いつもありがとうございます。これからも、ぜひ。

 さて、そんな作品を今週もPixiに投稿します。いつものように4月8日の土曜に行う予定です。今回は、まだ恋人同士とは言えない時期のジゲフジのお話を投稿する予定です。どうぞよろしくお願いいたします。