こんにちは。ここのところ、ネットで話題だったDMMブックス初回限定70%OFFに大喜びで乗っかって、さて何を買おうかと検索したところ、モンキー・パンチ先生の原作が勢ぞろいしているのに気がつき、Kindleで購入済みだったのを忘れてうっかりバスケットに入れた、とりこ。です。さすがに電子書籍のダブル買いはどうよ、と冷静に考慮した結果、購入しませんでした。まあ、すでに紙書籍とはダブル買いしてるからね……。
グッズ情報ばかりですが、ちらほらとルパン情報も入ってくるようになりました。
まずは、個人的にバカ受けした「伝統工芸コラボ」(URL)。京友禅の職人さんの筆で描かれた新ルパンの図柄のワンピースやシャツやトートバッグってマジかと二度見しました。しかもお値段がけっこういいのだ。いや、それはやはり職人さんの手描き友禅なら納得ではあるんですが、そこで選ばれた図柄が新ルパン、というあたりが購入層の年代ど真ん中を的確に狙ってる気がする。お値段の折り合いがついたらトートバッグがちょっと欲しかったかも(おまえが購入層か)。しかし、いまサイトにアクセスしたら商品表示されません。まさかの完売だったら、ルパンファン、カッコ良すぎない……?
また、現在松屋銀座で開催中の「アニメージュとジブリ展」(URL)。うわあん、このご時世に東京なんか行けるわけないけどこれ見たいよう。ルパン関連の展示もあるみたいだし(URL)、グッズは大塚さんの当時の描きおろしイラストが原画ではないですか(URL)。クリアファイルとか欲しいんですけど、通販は来場者限定みたいですね。残念……。
さらに、ご本尊のトムスさんからも「2021アパレル発売決定」のお知らせが(URL)。詳細は4/28(水)の公開になるみたいですが、半袖Tシャツ・半袖ポロシャツ、フェイスマスク、アームシェイドといった季節ものみたいですね。個人的にはアパレル系のグッズはあまり……なのですが(キャラプリントものを身につける勇気があまりない)、前回のスカジャンもそうだったんだけど、使用されているイラストがすごく好みなので、お願いですからこれでクリアファイルとか出してくれませんかトムスさん。次元さんの煙草の煙がスカルになってるのと不二子ちゃんのバニーを並べたいです……。
そして、ルパン関係で今回ご紹介したいのは、この一冊。「モンキー・パンチさんが教えてくれた」(ステレオサウンド)です。紹介記事はこちら(URL)
正直言って、最初は「モンキーパンチ先生のホームシアターの紹介」と言われても、その方面に関心の無いわたしが楽しめるかな?と思ってたんです。が、モンキー・パンチ先生のルパン関連のイラストが収録されているとのことで、まあいいか、と購入したところ、これが。あなた。
なんと収録されているのは、厳選&未公開イラストが47頁。もちろんぜんぶカラー。しかもそのカラー印刷具合が、なんかすごくキレイでカッコいい。これは、と思っていたら、リアルサウンドさんの記事を読んで理解しました(URL)。これでもかというこだわりも納得の出来栄えです。こればかりはほんと、見て頂くしか……。おなじみのカラーイラストも、なんとも鮮やかで美しい。
個人的にすごく嬉しかったのが、わたしの大好きな先生のアナログ画が多数収録されていること。しかも、鉛筆描きと思しきラフ画も、消しゴムの痕も分かるような鮮明さで、惜しげもなく掲載されているのです。これがどれも素晴らしい。いやもうこの次元さんを見てよ! (ばんばん)(興奮したら机を叩く古の昭和オタク仕草)帽子の下から片目だけのぞいてるの! めっちゃヤバい! もちろんヤバいのは次元さんだけでないのですが(五エ門ファンも倒れると思うよ……)、やっぱり先生のアナログ画は最高だ……。
そしてさらに嬉しいことに、小林清志さんと増山江威子さん、大野雄二さんのインタビュー記事まで掲載されてるのです。(このブログだから言っていいよね? ジゲフジ!)
小林清志さんは、2020年の年末という最近のインタビュー。次元というキャラを清志さんがこんなに大切にされているお言葉を読めて幸せです。ある意味、知ってた。ことではあるのですが、モンキー・パンチ先生の話題に関連しての語りだからか、とても真摯で、素敵でした……。もちろん、増山さんもお変わりないチャーミングさ。不二子というキャラをこよなく愛していらっしゃることが伝わってくる素敵なお言葉でした。
また大野雄二先生のインタビューやアニメ評論家の氷川竜介さんによる「ルパン三世」の解説、高島幹雄さんのルパン三世サウンドトラックの紹介記事も読み応えあって面白かったです。
もっとも、もちろん、メインはオーディオシアターの雑誌に掲載されていたモンキー・パンチ先生のオーディオ関連のインタビューの再掲なので、その方面に疎いわたしにはなんのことやらさっぱりではありましたが、それでも、掲載されているパンチ先生のお写真が、若々しいところから少しずつお年を召されていく感じが、なんだか微笑ましかったです。いつもモンキー・パンチ先生の目はやさしい。それは変わらないのですよね……。
というわけで、オーディオ関連に興味がない方でも、モンキー・パンチ先生のカラーイラストがお好きなら手に取って損はないと思います。いやほんとうに、次元ファンはあの鉛筆ラフ画の次元大介を見て……。おすすめです。