pixivに新作「どんなに時代が変わっても」を投稿しました。
　
　峰不二子は泥棒稼業から足を洗うことを考えているらしい、あの男、次元大介と会話していた。不二子は、エンゾ・ブロンとルパンとの対決とそれが自分にもたらしたものを回想する。そしていま、目の前にいる男に告げる言葉は……というお話です。

・TVシリーズPART6第0話｢EPISODE　0－時代―」及びTVシリーズPART5の内容に準じています。よって、作中にそれらの内容に触れている個所があります。ネタバレとなりますので、ご注意ください。
・不二子視点のジゲフジですが、ふたりはまだそういう関係ではありません。その前提で読んで頂けるとありがたいです。

　PART6第0話がジゲフジ的にとんでもなさすぎて書きました。また、これまで書いたPART5の話の総決算的な話でもあります。ジゲフジではありますが、なにもかもこれからという雰囲気の話です。。そういうジゲフジでもよろしければ、ジゲフジがお好きな方に読んで頂けると嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。

　これまでの投稿にブクマ、いいねをありがとうございます。いつも励みになります。匿名で送れる感想フォームはこちらです→（URL)気軽に一言頂けたらとても嬉しいです！　

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　以下、作品について（ネタバレあります）↓

　というわけで、なにもかも第0話が悪い。そういうお話であります。

　といっても、読んで頂ければお分かりかと思いますが、この話はそもそもPART5の連続話のジゲフジ解釈話としてわたしが書いていた「ゲームの達人」「パダールの夜」「美しい村で見る夢は」といった一連の話の最終話が大元です。

途中の不二子の回想、船上での不二子と次元の場面、あれがもともとひとつの話としてあったのです。が、いかんせんPART5ではどんなにわたしが頑張っても、どうしてもジゲフジのふたりが結ばれるにはいたらなかったので、書いたはいいがお蔵入りになっていたのです。書いてるのは自分なんですが、こればかりはどうしようも。でも、わたしはふたりが結ばれるか結ばれる予感がない話じゃないといやなので……。

　が、あの0話ですよ。あれを見て、なんだ、PART5の不二子ちゃんも次元大好きでいいじゃん！と思った瞬間に、この話が出来上がりました。ほんとなんだあれ。いまだに自分がなにを見せられたのか疑問です。すごく嬉しいというか幸せというか、永遠に繰り返してみられるんだけど、それでも同時に、心臓に悪い。だから自分解釈のお話を書かずにはいられませんでした。

　だって次元さんが不二子ちゃんを「いい女」と認めたんですよ。歴史的事件です。そして個人的になにより参っちゃったのが、そのあとの不二子の反応ですね。これが「あーら、いまごろ気がついたの？野暮な男ね」とか「もしかして口説いてるの？」とか、そういうのならまだしも、普通に喜んで、少し照れてるんですよ。わあ待って。これはあれだ。その、不二子ちゃんは次元さん大好きだ！　そう思ったらこういう話になりました。

　もっとも、それでもふたりがちゃんと結ばれるにはいたりませんでしたが、それは今後のPART6しだいというか、そこはもう恐ろしくて考えられない。あのセクシーボイスな明夫次元が動くところを見ると、自分がどうなるか分からない。それが怖くて、第1話の放送前に投稿してしまおうと頑張りました。乱暴なようですが、それができるのがＷｅｂ投稿の良さということでお許しください。

　PART6の放送を前に、9月ごろからpixivのわたしの投稿にもアクセスが増えてきて、とても嬉しく思っています。頂くブクマやいいね、フォームやメッセージから頂けるコメント（返信不要のメッセージも有難く読ませていただきました！）、拍手、すべての反応が創作のなによりのエネルギーです。ほんとう、最高に嬉しいです！

　第0話を見て、めちゃくちゃに動揺しつつも、やっぱり自分はジゲフジが大好きだなと再確認しました。200本書いてもまだ飽きないって、そりゃもう頭がおかしいとは思うのですが、もう自分でもどうしようもないのです。あのふたりがつきあってるのが好きなの。というわけで、ジゲフジ視点に偏った感想も、ジゲフジに偏った小説も、どちらも書いていくつもりですので、読んで下さったらとても有難いです。これからもどうぞよろしくお願いします、ありがとうございました！