新作「そしていくどもめぐり会う」を投稿しました。

 pixivに新作「そしていくどもめぐり会う」を投稿しました。
 
 いつものようにルパンたちを裏切ってお宝を手に入れた不二子。しかし、そのあと、次元が姿を消したと聞き、あり得ない不安と、恐ろしい予感にひたすら心を揺らしながら、その後を追ったが……というお話です。

・不二子視点のジゲフジです。ふたりはすでに恋人同士のような関係です。そういう前提で読んで頂けるとありがたいです。

 お仕事話がからみますが、メインは次元と不二子、ふたりの関係です。長く付き合いが続いたときに、ふと起きる破局の予感とそこからの復活が書きたくて書きました。というわけで不穏な流れではありますが、最終的にはハッピーエンドです。そういうジゲフジがお好きな方に読んで頂けると嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。

 今年最後のpixiv投稿となります。この一年、作品を閲覧し、ブクマやいいね!コメントやスタンプを下さったみなさま、本当にありがとうございました。頂いた反応すべてが幸せでした。来年もまたどうぞよろしくお願いいたします。 

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 以下、作品について(ネタバレあります)↓

 ぶっちゃけますが、これまで200本近くジゲフジの小説を書いてきたわたしですが、これまでで唯一、書いている途中に「この話のふたりは別れた方が自然かもしれない」と思った話です。びっくり。

 いや書いてるのはおまえだろ、と言われそうですが、次元がその気になったらそうなっちゃうんだ、と思いました。書きながら、わー、ふたりが別れちゃったらどうしよう、封印するしかない、と思ってたんですが、どたんばで不二子ちゃんが頑張った。超頑張った。そういう話でもあります。

 だって、ほら、わたしはこれまでずっと不二子ちゃんが押せ押せのジゲフジを書いてきましたが、それは次元さんが受け入れる素地があってこそ、なんですよね。もちろん次元さんは受け入れるに決まってるんですが、次元さんのなかでそれが揺らいで、無理だと思ったら、終わりなんだということが書いて分かりました。怖い。

 でも、なんといってもあのふたりなので、どちらかの気持ちが揺らげばそれで終わりなのはあたりまえなんだと思うんですよ。ふたりとも、そもそもつきあってるのが不思議なほどの関係性なうえに、どちらも終わった恋は追わないタイプ。でも、この話の不二子は、終わったと思ってなかった。すごく頑張ってくれました。書いてるのはおまえだろって話なんですが(二回目)、つくづく、うちの不二子ちゃん、次元さんのこと愛してるんだなーと思いました。

 そしてもちろん、次元さんもあきらめきれていなかったのです。もっとも次元さんは愛している女のこともあきらめることができる男ですが、それを許さない不二子ちゃんだからこそ、こんな次元さんとずっと一緒にいられるんだな!というジゲフジでもあります。やっぱりわたしのなかで揺らがない組み合わせです。ずっとこれでやっていくんだとあらためて思いました。

 あと、書いたあとで気づいたんですが、これ、さりげなくルパンさんが助け船出してますね、きっと。次元さんの行先、わざとらしく教えてますもんね……。

 余談ですが、タイトル、最初は「そしてなんどもめぐり会う」だったんですが、ググったら「ムーンライト伝説」がひっかかったので、微調整しました。ごめんね素直じゃなくて。胸の中なら言える。あんがいそれでも良かったかもしれないな……。

 というわけで、さんざん不穏な雰囲気ですみませんでした。でもハッピーエンドだったのでお許しください。これからもこんな話を書く可能性はあります。が、ネタバレでもなんでもいいので、あらかじめ宣言しておきますが、わたしが書くものは、ぜったいにふたりが別れるとか、片方の片想い話で終わったり、ルパンとの三角関係で深刻になるようなお話にはならないので、これからも結局は甘かったりハッピーエンドだったり、これからに期待が持てる、そんなジゲフジをえんえんと書き続けます。結果として、同じような話が続きますが、申し訳ありません! でもわたし、これしか書けないので……。

 さて、そんな話を書き続け、これが今年最後のpixiv投稿になります(ブログの更新はまだ続けます)。今年はPART6の放送がはじまったこともあり、投稿の間隔は空きがちでしたが、そのぶん一作一作を丁寧に書いていこうと思った一年でもありました。この一年、拙作に目を通して頂き、ブクマやいいねを下さったみなさまには感謝しかありません。数字に振り回されるのもどうかとは思いますが、読んだ方が楽しんで下さったかどうかが分かる大事な判断基準なので、頂けるたびに嬉しく思います。

 もちろん、拍手やフォームからの感想のお言葉もなによりの支えです。わたしはほんとうに自分の書きたいものしか書けないまま書き続けている人間なので、そんなひとりよがりのものでも、読んだ方に少しでも面白く感じて頂ける部分があったことを、わざわざ言葉で伝えて頂けたことがなにより光栄だと思っています。嬉しい! 感想大好き!(笑)

 来年もマイペースでの投稿を続けていこうと思っています。PART6の感想を書くのも楽しいし、ルパン情報に一喜一憂し、公式の手のひらの上で踊るのも大好きなのですが、やっぱりジゲフジが好き!なのです。

 いいかげん飽きるかなあと思っていたんですが、ジゲフジに飽きるというよりは、自分がこれまで書いてきたようなものより、もっと濃くてちゃんとしたジゲフジを書きたい、ルパン三世のお話を書きたい、という風に最近思うようになってます。なので、自分で楽しむことを第一にしながらも、これからも読む方にも面白がっていただけるようなものが書けたら最高だな!と思ってます。

 今年一年、ほんとうにありがとうございました。来年もよろしくお願いします。ありがとうございました!

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