「男が女を愛するとき」をUPしました

 Pixivに、新作「男が女を愛するとき」をUPしました。

 納得いかない仕事のなりゆきのあとで、次元大介は酔っていた。いろいろとやりきれない気分のまま、杯を重ねる次元の前に現れたのは……というお話です。

・次元×不二子が前提となります。ジゲフジです。ふたりはすでに恋人同士といってもいい関係です。そういうものだと思ったうえでお読み頂くことをおすすめします。 
・オリキャラの女性が登場します。お好きでない方はご注意ください。

 お仕事話をからめたり、いろいろありつつも、結局は甘いジゲフジです。そういうジゲフジがお好きなかたに楽しんで頂けると嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。
 
 よろしければ、こちらへどうぞ→Pixiv(URL)

 ↓以下、作品について(ネタバレあります)

 題名の通り「男が女を愛するとき」という曲で一本書きたくて考えたお話です。ぶっちゃけ、以前書いた「恋はあせらず」(URL)と同じ話なのですが、お話の設定とふたりの関係性が微妙に違うのでお許しください。ラブソングとからめて甘いお話……と思ってあれこれこねくりまわしたんですが、以前同じような話を書いたことを思い出して、いっそ同じ舞台を使おうと思ったのです。それでも、どれくらい違いが出せたかなと思いますが。

 なので、歌姫は「恋はあせらず」に登場した歌姫と同一人物です。当て馬にしてしまった。ついでなので、次元さんを探しているギャングの男は「WhyCan‘tThisBeLove」(URL)に出ていた男にしました。わたしはオリキャラを書くことにあまり入れ込まない人間なのですが、80作以上も書いていると、やっぱり便利に使いたくなるものですね。でもこの歌姫はもう出ないです。だってきっともう、不二子ちゃんから次元さんに、この酒場への出入り禁止が言い渡されるから。しかしながらわたしは次元さんがモテるのが好きなので!次元さんはその道の女性にはモテだと思うので!そこらへんは己の欲望のままに書かせて頂きました。といってもうちの次元さんは基本的に身持ちが固いのでなにも起きないのです(単に面倒くさがりなだけともいう)。

 「男が女を愛するとき」はいろんなひとが歌っているのですが、わたしがいちばん最初に見て印象に残っているのは、ベット・ミドラーが「ローズ」で歌っている場面だったかな。マイケル・ボルトンのバージョンもいいですね。


 
 オリジナルのパーシー・スレッジももちろんすてき。

 歌詞の内容はこちらのブログをご参照ください(URL)。とにかくひたすら彼女にメロメロな彼の唄ですが、彼女はどうやら悪い女、そんなせつない歌でもあるので、まあ、歌詞の一部と雰囲気だけをいただきました。でも、男の人が恋に盲目になったときの気持ちをよく表している曲なので、好きなんですよ。

 というわけでちょっとお仕事話もからんだりしましたが、基本的にはいつもの甘いジゲフジです。とりこ。食堂週替わり定食Aみたいな感じです。この食堂、ときどき季節もの出したり(過去の女シリーズ)、新メニューに挑戦したり(他のキャラメインのもの)するけど、やっぱ大将はメインの定食で勝負してる店だね、という感じでやってます。まあその定食もちまちま小鉢を変えるけど、メインは定番で変わらない店です。たぶん、そのメインは菫の花の砂糖漬けとかでひたすら甘いんですよ。申し訳ない。

 そんな定食メインでやっていますが、いつもPixivでの作品の閲覧、いいね、ブクマ、ブログの拍手などの作品への反応をありがとうございます。新作だけでなく、過去作品も読んで頂けることがとても有難いです。また、コメントやメッセージ、一言フォーム(URL)などからの感想のお言葉も嬉しいです。自分の好きなことしか書いていない自分勝手な二次創作ながら、どなたかに届いていると感じるとやる気を頂けるのです。どうぞこれからもよろしくお願いします。ありがとうございました!