というわけで、月曜の朝から悲鳴です。詳細は「アニメ！アニメ！」さんの記事を参照にしました（URL)

　前日に公式から匂わせがあったときには、小池ルパンの新作か、TVSPかな？と思ったのですが、まさかの角度から新作来ました。年内の新作告知をあきらめてないとか言ってた自分に感心した。あのルパンの少年時代を描く、という内容にはびっくりしたけど、わたし的には楽しみでしかない企画です！　

　だって、酒向大輔さんが監督ですよ？　「ルパンを作るためにこの世界に入った」という発言を以前されていた記憶があるのですが、そんな思いのままに初めて書いたルパンの脚本がPART5の「ルパン対天才金庫」なんですよ、そんなひと信用するしかないじゃないですか！　そしてシリーズ構成が大河内一楼さんなら、まず間違いはない完成度にして下さると思うのです。しかも、音楽はあの大友良英さんが、PART1の山下毅雄さんの楽曲をアレンジされるとあっては。ヤバい。
　
　もちろん個人的には、キャッツアイとか異世界ルパンとかが続いたので、そろそろ正統派のスタンダードなルパン一味の大活躍ストーリーの新作を見たいという思いはあります。でも、時代設定といい、作品コンセプトといい、あきらかに最終的には旧ルにつながる構成ですよね。そんなものをいま新作で作ることには、それはそれで意味があるとも思うのです。みんな旧ルが大好き。やがてはその流れが、わたしが熱望してやまない新ルパンをブラッシュアップした新作につながってくれたらほんと、言うことないんですけど……。

　ただ、PART6でもそうだったんですが、わたしはルパンの過去とか子供時代が公式で確定されること自体はあまり嬉しくない派です。ルパンはすべてのシリーズ、原作、TVSPに映画にコミカライズ含めて、マルチバースの平行世界がいい。なんでもありでどうとでも解釈できるのがいい。でも、酒向監督の「きっとこうだったのかなという可能性の一つをスタッフで考えていきました」という監督のコメントから、そこのあたりは心配しなくていいのかなとも思いました。今回の話はこの解釈、ということですよね。

　まあいろいろ思っても、わたしルパン（キャラのほうね）のファンなので。もうこの13歳のルパンをもっと見たくてしかたないのです。原作に登場した少年ルパンの話をモチーフにするんだったら、この予告のルパンくんじゃ、ちょっと可愛すぎる気がしますが（原作の少年ルパン、大人のルパンとやってること自体はあんまり変わらないからな……）、そのあたりのアレンジにも期待です。

　それに、ぜったい、ルパンとは直接に接触なくても、少年時代の五エ門とかチラっと出るでしょ。わくわくする。次元さんはどうかな……。原作モチーフと言えど、ルパン帝国ネタを入れるかどうかわからないので、幼馴染設定の有無でそこは大きく変わりますね。幼馴染設定やられたらわたし、たぶん死ぬ。次元さんの妹が出たら成仏する。でも、そんなのいっさいなくて、すれ違うくらいの描写でも満足です。不二子ちゃんも同様。あ、警察学校時代の青年銭形くんとかが出たらそういうサービスは嬉しいです。よろしくお願いします。

　ただまあ問題というか、気になるのは、配信で全6話というあたりですね。いえ、全6話というのはコンセプトからしてもちょうどいい長さだと思うんですけど、問題は配信先ですよ。「12月に新たにローンチされる動画配信サービス」ってなに。「新たにローンチ」の意味が分からなくてググったあなたはわたしの友達。え、この配信サービスが溢れかえってる時代に、さらに新たに配信サービスが増えるの？　そして、そこで配信されるの？　ちょっと待ってちょっと待って。わたし、ただでさえ、AmazonPrimeとNETFLIXとU-Nextという、いつそんなに見るんだわたしにも分からんという感じの契約状況なんだけど、これにさらに増やせとトムスさんはいってるの？　マジかー。

　……まあ、見るに決まってるんですけどね……。

　ていうか、12月ですよ12月。あっという間に来ちゃうじゃん！　これから情報が小出しにされて、きゃいきゃい言ってたらすぐに見られるんですよ、嬉しい！　楽しみです！　よろしくお願いします！（誰になにを）