pixivに新作「キスを」を投稿しました。
どうしてこうなったかは分からない。分かっているのは、もうこれを止められないということだけ。
不二子視点のジゲフジです。ふたりが初めてそうなる直前のお話です。ただただ甘いやりとりだけの話ですが、お好きな方に読んで頂けると嬉しいです。
これまでの投稿にブクマやいいね!をありがとうございます。なによりのはげみです。 匿名で送れる感想フォームはこちらです→(URL) お気軽に一言頂けたら幸いです!
よろしければこちらへどうぞ→(URL)
以下、作品について(ネタバレあります)↓
というわけで、題名はYAPOOSの名曲より頂きました。わたしは永遠にYAPOOS贔屓の戸川純キッズなのです。歌詞はこちら(URL)
わたしにとってはほぼ初めての不二子ちゃんの一人称です(再録本の書き下ろしで1本だけ書いてますが)。なんかひさしぶりにこういう、書きたいとこだけ書いた、みたいなお話になりました。というものの、実はここしばらく長いちゃんとしたお話を書いていたのですが、どうにも行き詰ってしまったのです。なんてこった。
ずっと、起承転結があって、お仕事もあってストーリーもあって、文章も考えて構成もちゃんとして、なおかつ次元と不二子のラブい話になっていて、ということにこだわって書こうとしていたら、プロットはあっても小説にならず、なんか書けなくなってしまった。それにたいして、もうええわ、書きたいとこだけ書くわ、と思ってできたのがこれでした。これか。で、これを書き終わったら、またぼちぼち書けるようになりました。良かった。
じつはわたしはジゲフジがほんと好きで(ご存知でしたでしょうか)、自分がただ読みたいから、ずっと書いている人間なんですけど、それでも、ここまで本数を書くと、スランプというか、もっと書きたいならもっとちゃんと頑張るしかないのでは、というへんな義務感みたいなのに追われてたのかなとも思います。それじゃ書けないよねえ。
でも、自分が書きたいものは要するにこのふたりのイチャイチャで、そこにいたるまでの心の動き、そうなったあとの関係の変化、台詞、お付き合いの様子なんだな、と改めて思いました。それをあの手この手で書くのが楽しいの。ここのところ、ふたりがおつきあいするまでの話が続いてるのも、どうしてこのふたりなのかってことを自分でも突き詰めたくなったのかもしれません。まあそれは答えが出ている。どうしようもなく萌えるから。
というわけで、そんな書き手の事情はともかくとしても、出来上がったのはいつものイチャイチャで甘々なふたりのお話でしたので、お好きな方に読んで頂ければと思います。こんなにあれこれ考えても書いているのは、やっぱり読んで下さっている方の存在のおかげです。ブクマとかいいねとか、感想とか頂けると、毎回ほんとに書いて良かったと思います。自分でも何年前か思い出せないような過去作にまで反応を頂けると、信じられないくらいに嬉しいです。創作の燃料です。
読んでくださるかた、いつもほんとうにありがとうございます。これからもマイペースに書いていきますので、どうぞよろしくお願いします!