「LUPIN THE lllRD THE MOVIE 不死身の血族」観てきました!(ネタバレ無し感想)

こんにちは、いや、これネタバレなしで語るの無理よ? なとりこ。です。とりあえず初日に2回観ました! すごい良かった、あとでまた観に行きます!

 頑張ってネタバレ無しで感想言うなら、「LUPIN THE ⅢRD」シリーズ完結作にふさわしい内容でした。実際見るまでは、これで完結、的に言われてても、まあワンチャンなんとかなるのでは……と思ったりしてたんですが、これはもう完結としか言いようがない完成度でした。それくらいきれいにまとめて、美しく既存のルパンワールドにつなげることに成功したと思います。もちろん、もっと見たいよ、見たいけど……。

 とにかくキャラクター描写が良かったです。ルパンが主人公でメイン張るのは当たり前ですが、それ以外の次元、五エ門、不二子、銭形、全員に見せ場があり、他キャラとの関係性、そこからうかがえる人間性がかいま見える場面が用意されてる。どのキャラのファンにも喜んでいただけるのでは。もちろん、ルパンさまファンのわたしはたいへんでした。今回だけのキャラクター、ムオムとサリファに関しても、レギュラーメンバーの味を引き出す役割を果たしてて、邪魔じゃない。さらにこれまでのゲストキャラについてはあれこれ言えないけど、いやあ、参った。わたし、まさかあのひと相手に心で団扇を振ることになるとは思わなかった。

 ほんとにキャラ描写大満足。ルパンさまの良さについてはわたしがネタバレ解禁後に二千文字くらい語る予定です。次元ちゃんも同様です。さらに、五エ門が意外なほど良かったです。人間性が感じられる五エ門で、あれはいい五エ門でした。

 あと、これはネタバレにならないと思うんですが、空気階段のおふたりが思ってたよりずっと達者だった(笑)。ふたりとも頑張ってた(笑)。

 ストーリーについても、90分という長さがちょうど良かった(というかわたしは常々ルパンに最も適しているのは20分のTVサイズと思っているのですが)、それくらい映画としてはコンパクト、でもそのぶんまとまっていて過不足ない、よけいなものがない感じでした。ただ、観ていて、わたしの中の千鳥のノブと大吾が「ちょっと待てい!」とボタンを押したとこもあります(「相席食堂」ネタ)。あともう一回観ないとなんともいえないけど、あれはいいの? と。確かめるためにもやっぱりもういちど観たい……。

 え? ジゲフジ的にはどうだったかって?(プロットをさらさらと書き留めつつ)ところどころ、きゃっ!となった場面はありつつも、観た人ならばきっとお分かりでしょうが、ねえ。まさかねえ、あのキャラにいいところをねえ。でも、これでⅢRDが完結ならば、わたしのⅢRDのジゲフジもきちんと終わらせそう。この作品の次元ちゃんの目線でなんか納得いったところがあります。良いものを頂きました。

 というわけでネタバレ無しだとこんな感じのことしか書けないんですが、すごく良かったとまず言いたい。そしてそれと同時に「LUPIN THE ⅢRD」シリーズはあくまで「LUPIN THE ⅢRD」であって「ルパン三世」ではないんだなと感じました。というか、ものすごく広い「ルパン三世」ワールドの中に「LUPIN THE ⅢRD」が存在してるというのが正しい。

 なので、この最高にカッコいい「LUPIN THE ⅢRD」の完結を見届けたからには、こんどは、新作の「ルパン三世」を見たくなりました。「ルパン三世」まだまだやれるでしょ、という感じ。うん、ルパンを、次元を、不二子を、五エ門を、銭形を、もっと見たいです。ほんとうに良い映画でした。もうちょっと気持ちが落ち着いたら、出来る範囲で語りたいです。よろしくお願いします。

 

 そして B’zの「The lllRD Eye」最高の主題歌でした。カッコ良かったです!

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