さて、ルパン三世熱が再燃してから気がついたのが、その媒体の豊かさ。アニメや映画はもちろんのこと、マンガもスピンオフ含めるとすごくたくさん出てますね。
もちろん気力体力財力その他もろもろの問題があって、一気にそれらぜんぶを押さえるわけにもなかなかいかず、いまのところは個人的に聖典であり比類なき公式といえる、モンキーパンチ先生の原作は前提として、あとはTVシリーズ(旧・新・PARTⅢ・イタリア篇)をのんびり見ていこうとしているところです。あくまで個人的な感覚なんですが、それ以外のTVスペシャルやマンガって公式あっての二次創作ぽいんですよね。カリ城だってそうですよ。わたしにとっては、あれ、宮崎監督による「おれのルパン」。最高の二次創作だと思ってます。
で、子どもの頃に観た記憶しかなかった新シリーズとかをいまあらためて見ていると、やっぱり見ていたのはこどものころだけあって、ほとんど覚えていない部分も多く、新鮮な気持ちで楽しめています。とかく旧シリーズに比べると「おこさまランチ」扱いされる新シリーズだけど、当時のこどもにとっては十分に大人の雰囲気を感じられたであろう見応えのあるお話も含まれていると思います。
まあ、ぶっちゃけ理屈抜きで、見るたびにジゲフジポイントを拾って喜んでるんですけどね。わたし、このふたりが同画面に映っているだけで喜べます。会話とか交わしてたらお赤飯です。
また、映画ですが、「ルパンVS複製人間」でも、すごくジゲフジを感じてうっとりしました。文句無しにルパフジな話であることは百も承知ですが、わたし、この映画、マモーが不二子に銃を向けた瞬間に不二子を突き飛ばしマモーを撃った次元さんだけでご飯食べられます。とかいってたらラストでふたりでちゃっかり飛行機乗ってたので、「誰得…」とかうっとりしてしまいました。どう考えてもわたし得です。
だいじょうぶ、この映画、どこを拾ってもルパフジであるという点にさえ目をつぶればジゲフジです!(宗教か)
そうやっていろいろ楽しんでいると、本当に「ルパン三世」というコンテンツの豊かさに幸せを感じます。楽しさがいつまでも続きます。嬉しいなあ。