「サン・ワレンティヌスの秘宝」をUPしました。

 
次元が主役のルパン一味のお仕事話となります。もちろん、次元×不二子が前提ですが、ジゲフジ風味は薄めかも。
 以下の点をご了承のうえでご覧いただけると嬉しいです。

・イタリアが舞台ですが、現在放送中のTVシリーズとは関係がありません。
・オリジナルキャラが出ます。
・五ェ門の出番はほとんどありません。(ほんとうに申し訳ない)

 よろしければ、こちらへどうぞ→(pixiv)

 ↓以下、作品について(ネタバレ?含みます)

 この作品は、わたしにとって二作目に書いたルパンの二次創作小説となります。一作目が「ルパンを待ちながら」です。あのあともまだジゲフジ話を書きたくて、いちばん最初に思いついたのが、この作中で不二子が屋敷にいる次元をたずねてくる場面でした。あれを成り立たせようといろいろ考えていたら、こんなとんでもない長さとなりました。

 申し訳ないことによく分からない題名ですが、こればかりは書いている途中も、書きあげたあとも本当に思いつかなくて、四苦八苦したうえでの苦肉の策です。あまりに浮かばないので「イタリア次元の大冒険(仮)」とかいう題名のままUPしようかと思ったくらいなので、それよりはましだと思って頂けると幸いです。

 いろいろつたないところも無茶なところもある話ですが、わたしにとっては、これを書かなかったら、ルパン二次創作小説をもっと書こうなどと思わなかったであろう作品です。それまでは公開することはもちろん、何のために書くのかも考えていないままで、ただ思いつくことを書きとめるように小説を書いていたのですが、これを書いたあとに、もっとルパン書きたい!次元を書きたい!ジゲフジがもっと足りない!と思うようになりました。そういう意味で個人的に大事な作品でもあります。

 ジゲフジ的には、「ルパンを待ちながら」のあとに書いたので、まだデキてないふたりのつもりで書き始めたのですが、書いているうちに、あ、このふたりもうデキてる…と気づきました。脳内で尼神インターのお二人が登場。「デキとるやないか」「デキとるなあ」。なので、デキるまでを書かねば!と思ってこのあとに「You Really Got Me」(pixiv)(サイト)を書きました。それからあとはもう。ずるずると。

 なのでいまから見るとこの話のジゲフジはなんか初々しい感じですね。これを書いてるときは、きゃー!次元と不二子でこんなの書いちゃった、とかドキドキしてました。いまやあのふたりになにをさせているかを考えると、己の業の深さの発達具合が怖ろしいです。

 長い作品ですが、ルパン三世がお好きな方、ジゲフジ好きな方に読んで頂けると嬉しいです。有難うございました!