Pixivに、新作「優しく雨ぞ降りしきる」をUPしました。
不二子の裏切りで負傷した次元と、そこにやってきた不二子との一夜、というお話です。
以下の点をご了承のうえでご覧いただけると嬉しいです。
・次元×不二子が前提となります。ジゲフジです。すでにデキてます。そういうものだと思ってお読み頂くこと推奨です。
・題名は、レイ・ブラッドベリの短篇より拝借しましたが、内容はまったく無関係です。
よろしければ、こちらへどうぞ→Pixiv(URL)
↓以下、作品について(ネタバレ?あります)
しばらく不二子視点が続きましたが、今回は次元視点のジゲフジです。それなりに安定した関係のなか、ふと浮かんだ次元さんの嫉妬を書いてみたかった。まあ、それ書きたいならルパフジじゃね?と思いもしましたが、うちの次元さん、ルパンに関してはまったく嫉妬の気持ちが湧かないんですよね…。
あと、男は女心なんかさっぱり分からないということも書いてみたかった。不二子ちゃんも次元さんも熱の上がりようは同じなのに、ベクトルがずれてるので、おたがい、相手とは微妙に温度差があるように思ってる。それでも、いまこうしていればべつに気にならない、という時期のお話だと思って頂ければ幸いです。
今回は本当に題名が決まりませんでした。というか仮題としていたこの題名がぴったりすぎて、他のが思いつかなかった…。歌とか映画からもってくるならまだしも、小説の題名を小説からもってくるのってどうよ、と思いもしたのですが、ブラッドベリといえばもう古典で教科書にも載ってる存在なのでお許しください。短編集「火星年代記」に収録されています。このためにKindleで購入し直しました。
短いお話ですが、ジゲフジ好きなかたに楽しんで頂ければ嬉しいです。ありがとうございました!