勘違いは得意技。

 こんにちは。先日、いいかげん溜まりに溜まったルパン関連のものを並べる専用棚の購入について家族に打診したところ「専用部屋じゃなくていいの?」と言われてしまった、とりこ。です。部屋が欲しいよ…増築したいよ…しかしそんな金があるなら浮世絵買うよ…。

 さて、ここでわたしの勘違いの話を聞いてください。ルパンファンのなかで、おなじこと勘違いしたひと、いると思うのです。たぶん。いるかな。いたらいいな。いないかやっぱり。

 わたしはつい先日、大阪で行われた「ルパン座トーク大阪出張編」に参加しました。そして、そこの壇上にはルパン三世のスタッフでいらっしゃる高橋優也さんというアニメーターのかたがいらっしゃいました。PARTⅣでは作画監督も務められただけあって、素晴らしいイラストやルパン好きが伝わってくる素敵なトークを披露してくださったかたです。で、わたしの記憶に「たかはしゆうや」さんのお名前は刻み込まれたわけです。

 そして、イベントも終了してしばらくたったあと、なにげなくウィキペディアで「ルパン三世(2015年TVシリーズ)」をながめていて、ふと「高橋優也」さんの担当した回数をもう一回確認しておこうとスタッフ表を見たわけです。愕然としました。だって、「シリーズ構成」に「高橋悠也」さんがいる。脚本もめっちゃ書いてる。えええ、ゆうやさん、絵だけじゃなく脚本も書いてたの!?

 書いてねえよ。「優也」と「悠也」違いだよ!いや、冷静になったらあたりまえにわかることなんですが、そのときは、「すげえゆうやさん!」としか思わなかった。絵も字もいけるなんて天才!とか思って、そんなことまでしてたなら「ルパン座トーク」で脚本の苦労話も聞きたかったなとか素で思ったまましばらく過ごし、この勘違いに気づいたのは、つい先日、何十回目かの「次元大介の墓標」鑑賞でスタッフロールの「脚本・高橋悠也」という記載を見たときでした。

 しかも白状します。わたし、このときにまず思ったのは「優也」と「悠也」違いに気づいたのではなく、「しまった、あの大阪に来てたゆうやさんのお名前、「優也」じゃなくて「悠也」だったんだ!レポの記載間違えちゃった、なんて失礼なことをしたんだろう!」ということでした。おまえのその発想が失礼だ。で、あわててネットを再確認して、ようやく自分の勘違いに気づいたわけです。もうわたし、モニターの前で顔真っ赤ですよ。知ったかしてブログですごい才能のひとがいらっしゃる!とか書かなくてよかった…。ていうか、高橋優也さんも高橋悠也さんも、それだけですごい才能だよ…。

 それにしても勝手に思い込んでいて、すぐに気づくことができたとはいえ、ほんとうに失礼しました。ルパンファンとしてまだまだひよっこならではの勘違いです。どこにむかって謝っていいのやら。どちらのゆうやさんもこれから陰ながら応援させていただきたいと思います。お許しください…。