Pixvに、新作「あなたに不利な証拠として」をUPしました。
ヨーロッパの田舎町で銭形警部につかまってしまった不二子。なんとか逃げ出そうと画策するが……という不二子の視点から見た銭形警部と不二子のお話です。
以下の点をご了承のうえでご覧いただけると嬉しいです。
・主な登場人物は、峰不二子、銭形警部、ルパン三世となります。
・このわたしが書いていますが、次元×不二子はいっさいありません。銭形警部と不二子のお話ですが、いわゆるラブなお話でもありません。
「Catch Me If You Can」(URL)に続いて、銭形警部のお話を書いてみました。銭形警部がお好きなかたに読んで頂けたら嬉しいです。よろしくお願いします。
よろしければ、こちらへどうぞ→Pixiv(URL)
↓以下、作品について(ネタバレ?あります)
「Catch Me If You Can」に続いて、銭形警部のお話です。銭形警部と不二子ちゃんってなにげに協力しあったりルパンの危機には不二子が助けを求めに行ったりする話がありますよね(「峰女」ではあんなことまでしてたしね!)。そういうところからふと浮かんだお話です。
五ェ門もそうなんですが、わたしはこういう風な短いお話を書いてみて、ようやくそれぞれのキャラクターを把握するところがあるので、この話も書いてみて「ああ、わたしの銭形警部ってこうなんだな」と思った次第です。新ル+PART4という感じですね。ほんとうはルパンと銭形警部の正面切った対決とかあるいは協力とかいう話も書いてみたいんですが、筆力が追い付かない感じで苦労してます。でも、わたしの三世さんは銭形警部大好きなので(腐的な意味じゃないよ/笑)、あのふたりの話もいつかちゃんと書きたいです。課題。
題名は、作中にもありました、いわゆる『ミランダ警告』からの引用ですが、そのものずばりのタイトルの警察小説の短編集がありまして、わたしがそれをとても好きなので、そこからの引用でもあります。ローリー・リン・ドラモンド「あなたに不利な証拠として」(ハヤカワ文庫)です。
たいした事件も起きない地味なお話ではありますが、銭形警部がお好きなかた、三世さんと警部の関係がお好きな方に少しでも楽しんで頂けたら嬉しいです。ありがとうございました!