Pixivに、新作「恋はあせらず」をUPしました。

　ルパンとの仕事で次元が手に入れた紫の石のネックレス。その行き先は……というお話です。甘いです。

　以下の点をご了承のうえでご覧いただけると嬉しいです。

・次元×不二子が前提となります。次元視点のジゲフジです。恋人同士といっていい関係です。そういうものだと思ってお読み頂くこと推奨です。
・ルパンの登場は冒頭のみです。

　ジゲフジがお好きなかたに楽しんで頂けると嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。

　よろしければ、こちらへどうぞ→Pixiv(URL)

　↓以下、作品について（ネタバレあります）

　はい、ジゲフジです。甘めのお話だと自分でも思います。「死がふたりを分かつまで」（URL）のあと、ちょっと蜜月のときのお話だと思って頂けるとありがたいです。

　わたしは、次元さんがモテるのと不二子ちゃんがヤキモチ妬くシチュエーションが大好きなので、こういうお話になりました。でも、うちの次元さんはわりと不二子ちゃん一筋ですよ。なぜなら不二子ちゃんがいるのにほかの女とどうこうなるなんて、想像しただけでも面倒くさいと考える男だから。そんなことを言ってたら、そもそも不二子とどうこうなってること自体がすごく面倒くさいことだと思うのですが、まあ、しょうがないよね。

　今回の題名は、作中にも使わせていただきました、シュープリームスの「恋はあせらず（You Can’t Hurry Love）」より頂きました。

色んなアーティストがカバーしてる名曲ですね。作中では原曲よりしっとりとしたアレンジを想像して頂けるとありがたいです。ちなみに、最初に歌姫が歌っていたのは、同じシュープリームスの「You Keep Me Hangin’ On」です。これもさまざまなアーティストがカバーしてますが、わたしが好きなのはキム・ワイルド版。

個人的に、仕事などで疲れたときに口ずさむ曲ナンバーワンでもあります……。

　そんなに劇的なことも起こらず、ちょっとしたすれ違い？と仲直り、というまるで普通のカップルのようなお話ですが、こういう、隙間エピソードのようなお話を書くのが好きです。もちろん、TVSPぽい派手なルパン一味のお仕事話のなかにジゲフジのエッセンスが入っている、みたいな話や、R-18、あるいはもっと真剣にふたりの仲を突き詰めて考えてみたもの、なんかも書いてて楽しいですが、ハラハラドキドキとか不幸展開が苦手なので、ドラマティックなものよりは、日常生活のなかでキャラクターの気持ちが浮かびあがるようなお話に行きついてしまいがち。でも、いろいろ書きたいよう！と、そんな風にいつも試行錯誤しながら、好きなことを書いているのがいまの状態です。これからもそんな感じで参ります。

　そんな風な書き手の作品ではありますが、同じジゲフジスキーな方に楽しんで頂ける部分があればとても嬉しいです。いつも、閲覧、評価、ブクマ、拍手の数字を見るたびに、キャッキャッと喜んで、創作の燃料にさせて頂いています。もちろん、感想のお言葉をお寄せいただけると、ただもうひたすらありがたく、これがあるから更新できると思っています。これからもどうぞよろしくお願いします。ありがとうございました！