「パーティへようこそ」をUPしました

 新作「パーティへようこそ」をPixivにUPしました。

 ルパンが持っている伝説のレッドダイヤモンド。それとまったく同じものが、ある財閥の家宝として存在することが分かった。早速、それを手に入れようとするルパン一味。そして、財閥主催のパーティに潜入した次元が出会ったのは……という、ルパン一味のお仕事話です。

 以下の点をご了承のうえでご覧いただけると嬉しいです。

・主な登場人物は、ルパン、次元、不二子となります。五ェ門はほとんど登場しません(申し訳ございません……)。
・次元×不二子が前提です。ジゲフジです。すでに恋人同士といっていい関係です。そういうものだと思ってお読み頂くこと推奨です。
・オリジナルキャラクターが登場します。お好きでない方はご注意ください。

 よろしければ、こちらへどうぞ→Pixiv(URL)

 というわけで、これまでにPixivにUPした作品のなかでは、「サン・ワレンティヌスの秘宝」(URL)「アルファベットの花嫁たち」(URL)につづく三大長編のうちのひとつとなりました。まあ長編といっても、あくまでわたし基準ですけど(わたしには二万字超えると長編です)。それでもみなさん読んでくれますかとプチ不安。
 
 じつはこのお話、パーティ会場での次元さんを描写したくて書きだしたものです。なので、パーティが舞台なのは前半だけなのに、題名がこれです。だって変装以外で、いつものスーツ姿とは違う格好をした次元さんって萌えませんか。わたしは激しく萌えます。新ルパン第1話の茶色のスーツとか第79話のおでかけスーツとか、ときめきます。伊勢丹コラボのときに「ルパン一味の中でも一番のファッショニスタでもある次元」とか書かれてたのは驚きましたが、いや、次元さんはきっとおシャレさんなんですよ。問題はそれを描写するわたしがオシャレでないことですが(致命的)。

 あと、読まれたかたでわたしと同じ属性をもっているひとがどれだけいるか謎なんですが、うん、ごめん!わたし、ルパン三世でハーレクインを書いちゃった!それも秘書とボスものな!
 と言っても、わたしはコミックはまったく読まないノベルズ派で、それもコンスタントに読んでいるわけでもなく、なんといいますか色んな意味で心が疲れてハッピーエンドしか目にしたくないときに、ちょっと一杯頂きます、と癒しのために読むというタイプのファンです。なので、本当のハーレクインのコアファンにはこんなこと書いたら怒られそうですね、ごめんなさい。なおかつ、こういうノリがお嫌いなかたには申し訳ありません。しかし、わたしはいつでも幸せな恋とハッピーエンドがいいので、今回はそういうことになりました。ルパンがちょっと良いひとすぎる気がしますが、きっと今回のルパンは赤いジャケットを着てるんですよ(笑)。

 いつも思うんですが、わたしがルパン一味のお仕事話、として書くお話は、ほんとうのルパンたちにとってはお仕事未満のちっさなエピソードレベルの話なんだろうなという感じがします。TVシリーズとかの派手なお話にはとても採用されないような、日常的なちょっとしたお話。なおかつただ働きが多い気がする(笑)。派手な仕掛けのある大冒険話とか、大長編は書けないですから。でも、そういう小さなお話ならではの、キャラクターの感情の揺れ動きとか、らしさを頑張って書いていけたらいいなと思ってます。

 ジゲフジ的には、すっかりラブラブで普通の恋人同士ですね。不二子ちゃんがヤキモチ妬きなのは通常運転ですが、今回はちょっと次元さんもやきもきさせてみました(笑)。あいかわらず、ふたりがイチャイチャしているのを書くのが楽しいです。もっとイチャイチャすればいい。

 いつもこうやって自分が書きたいこと、書けることを書いています。なので、そんな作品を読んでくださる方には感謝しかありません。閲覧、ブクマ、評価、フォロー、感想、拍手、すべて感激していて、創作のなによりの燃料にしています。ほんとうにありがとうございます。今回の作品も、すこしでも楽しんで頂けるものになっていれば嬉しいです。ありがとうございました!