こんにちは。先日、こうの史代原作・片渕須直監督「この世界の片隅に」(公式サイト）を観に行って、終わったあとも映画館のロビーでしばらくはぐすぐす泣き続けた、とりこ。です。しかし笑えるところもいっぱいあったし、キュートで恋愛描写もドキドキするような素敵な作品です。ルパンブログでこんなこと書くのもあれですが、ほんとうに素晴らしい作品なので興味を持ってる方はぜひご覧ください……。あ、ルパンと共通点がありました。原作が同じ双葉社「漫画アクション」連載です！(無理ないか）。

　わたしの住んでいる地方では、いまだ双葉社ジュニア文庫版「地獄志願編」は未発売（たぶん、明日かなあ……)。週末の更新を終えてから読みたいなーと思っているところです。それもあって、最近、原作を読み返してるんですが、「やっぱり好き……」と胸をときめかせっぱなし。なんせ50年前のマンガなので、粗さも読みにくさもあるのはもちろんなんですが、それと同居している自由さと破天荒さ、無茶苦茶さが良い。個人的にいちばん好きな絵柄は「新ルパン」の初期の頃かなあ。描線がこころもち太くはっきりしてるのが良いです。なにより、初期の次元さんは両目もよく見えていて、セクシーすぎる。

　というわけで、来年は原作50周年ということで、これまでの単行本未収録分を網羅したうえでカラーページと表紙絵も完全再現した決定版「原作ルパン三世全集」とか出してくれませんかね、双葉社さん……。50周年ということで、ほかにもムック本とか出てくれないかと期待しています。まあ、いままでにも何冊も出てますけどね。もっと出ていいんですよ。

　今週のPixiv更新は、いつも通り、11月19日の土曜に行う予定です。ちょっとせつなめ？のジゲフジをUPしようと思っています。どうぞよろしくお願いします。