「世界でいちばん美味いもの」をUPしました

 Pixivに新作「世界でいちばん美味いもの」をUPしました。

 ある科学者の奸計により危機に陥った次元大介とルパン三世。迫りくる相棒の絶体絶命の運命を前にして、ルパン三世が取った行動とは……というお話です。

 以下の点をご了承のうえ覧いただけると嬉しいです。

・人物の瀕死の描写があります。流血、残酷描写はありません。展開的にはハードな部分もありますが、最後まで読んで頂ければ安心して頂けるかと。それでもそういう流れが苦手な方はご注意ください。
・いわゆる、腐、BL的要素はありません。
・このわたしが書いていますが、ジゲフジ要素はいっさいありません。あくまで次元とルパンのお話です。

 ルパン三世にとっての次元大介という相棒、その存在の意味を考えて書いてみました。あくまで自己解釈のお話ですが、次元とルパンがお好きな方に読んで頂けたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。

 よろしければ、こちらへどうぞ→Pixiv(URL)

 ↓以下、作品について(ネタバレあります)。

 というわけで今回は、ジゲフジは一回お休みです。「数多の夜を越えて」(URL)以来のルパン視点、「この空とあの声を」(URL)以来のルパンと次元のお話です。「この空~」に引き続き、次元さんを瀕死にしてしまいましたが、「この空~」では書けなかった、ルパン三世にとっての次元大介、という部分を書きたかったのです。生きるか死ぬかのぎりぎりまでいかないと、あのひとたちそういうことを考えない気がしたもので、申し訳ありません。あと、相変わらず、書きたいことだけ書いた話ですみません……。なんかもうびっくりするぐらいつたない……けれど、どうしても書きたかったところは書けたので満足です。わたしはつくづくストーリー書きではなく心情書きなんだと思います。

 わたしはあまりハードな展開が得意ではないのですが、それでもちょっと衝撃的なところがあるかなとキャプションで注意を書かせて頂きました。最後のページまで読んで頂ければ安心できると思うのですが、途中でいやになったら最後まで読んでもらえないし、それも申し訳ないので。ある意味ネタバレになってる気がしますし、そこまで衝撃的なものは書けてないよと言われたらそれまでですが、念のため。あ、もちろん、これ、ハッピーエンドですからね!あのあと、次元さん、点滴につながれてるのに、熱々のベーコン豆差し出されてキレますからね!

 わたしはいつも自分のルパンと不二子はたまたまそれぞれ男女の身体に生まれただけで、魂は同種の人間だと思って書いているのですが(だからうちのふたりはルパフジらないのです)、そのふたりがそれぞれ違ったかたちで愛してやまないのがうちの次元さんなのです。わあモテモテ(棒読み)。
 もちろん、わたしのルパンはあのとおり完璧な異性愛者なので、いわゆる腐的な方面にはまったく走ることはなく(極端な話、たとえば次元さんと不二子ちゃんの脳が入れ替わるとっかえ手術的な話になっても、頭の中身が次元さんだと知ったら手を出さないと思う……中身が次元じゃムリ!と断言して、おれのほうがムリだ馬鹿!と次元さんにキレられると思う……)、ただひたすら唯一の相棒として大好きで離さない感じです。
 一方、不二子ちゃんにとっての次元ですが、まあ、これはわざわざここで書かなくてもいいですよね(笑)。Pixivに必要以上に40本以上置いてありますのでよろしくお願いします。

 以前にも書きましたが、わたしが、いわゆるルパン一味のなかでいちばん好きで最愛なキャラクターはルパン三世そのひとです。もう本当に好き。大好き。キュートで頭が良くて可愛くって、ひととして何かが欠けてるくせにひとが大好きで、生きることに退屈しながら生きることを愛している、完璧なのに穴だらけな矛盾のかたまり!わたしがとらえている三世さんはそんな存在です。
 
 なので、書くのが難しすぎる……ので、あまり書かないのかな。まあそれ以上にジゲフジを書くのが忙しすぎるんだけどな。しかしその合間を縫ってでも、またルパン主役の話は書きたいです。次元だけでなく、ルパンにとっては五ェ門もまた大事な仲間なのですが、その話も書きたい。あと、個人的に思うわたしのルパンの本命(腐的な意味ではなく/笑)は、間違いなく、銭形警部です。とっつあんのこと大好きなルパンの話もちゃんと書きたいなあ。

 今回はちょっと違った感じの話を上げましたが、次回からはまたいつものジゲフジに戻ります。Pixivに投稿する5本か10本に1本くらいの割合で、こういう風にジゲフジ以外の話が入ると思って頂けたら幸いです。いつもPixivでの作品の閲覧、評価、ブクマ、コメント、ブログの拍手などの作品への反応をありがとうございます。すこしでも感想などありましたらぜひお伝えくださったらと思います。今後の創作の糧とさせていただきます。ありがとうございました!