「Why Can’t This Be Love」をUPしました。

  
 Pixivに新作「Why Can’t This Be Love」をUPしました。

 不二子と関係を持ってはいるものの、いまだ自分の気持も不二子の気持もつかみかねている次元。しかし、ルパンの仕事のために不二子のボディガードをすることになって……というお話です。次元がメインのお話ですが、がっつりジゲフジでもあります。

・次元×不二子が前提となります。ジゲフジです。デキてはいますが、まだ恋人同士とは言えない微妙な時期です。そういうものだと思ってお読み頂くことをおすすめします。
・メインではありませんがオリジナルキャラクターが登場します。お好きでない方はご注意ください。

 よろしければ、こちらへどうぞ→(URL)

 ↓以下、作品について(ネタバレあります)。

 というわけでPixiv投稿70作目です。わーい(クラッカーを鳴らす)。節目の作品ということで、いつもより長めで、次元さんがきっちり活躍して、なおかつジゲフジな話を準備してみました。 

 次元さんをカッコよく(?)アクションさせたくて、慣れないなりに頑張りました。ですが、ナタ男。まず言っておきたいのは、これの下書きは「血煙」を見る前に出来ていたということです。劇場でホークの斧が次元のマグナムの弾を弾き飛ばしたシーンを見たときのわたしの気持ちをお察しください。こ、こっちはナタだし!パクリじゃないし!しかしあまりにもあまりなので、ほかの武器に変更しようかなとも思ったのですが、どうにも思いつかなかったので、そのままナタでいきました。ラストの男との場面も含め、アクション苦手なわたしが頑張りましたので、ぎこちないところも含めて、70作目のご祝儀気分でお許しいただけるとありがたいです。

 ラストの男との場面なんですが、どうしようかなと思いつつあえて命を取らせない展開にしました。もともとそういうシリアスでハードな展開が苦手ということもあるのですが、たとえわたしごときの創作のなかでも、あまり次元に人は殺させたくないのです。自分でも、そこまで?と、ちょっと意外だった。ルパンが人殺しを嫌ってるというのが大きいのかな。わたしの次元が迷わずひとを殺すとしたら、仲間の命がかかっているとき。でも、この話では瞬間的に不二子は大丈夫と判断したから、そうしなかったのではと思います。しかしそうなると、ナタ男は?まあ、あれは自分の命がかかってたからね……あんがい川から岸辺に上がってるかもしれないし。そんなことを言いつつ、容赦なく人を殺していく次元というのもすこし書いてみたくもあるのですが、いまのわたしにはハードル高いですね。カッコいいルパンワールドを書くためには課題が山積みです。

 そしてジゲフジ部分について。このブログの良き読者であるかたには耳にタコだとは思いますが、うちの不二子ちゃんは次元さんを好きすぎているので、ああいう感じになりました。欲しいものは欲しいし、自分がどんな女かは棚に上げたうえで、自分の気持ちは次元に信じてほしいし、疑われたら悲しくて泣いちゃう、とっても自分勝手で、そこがキュートな女として書きたいのです。次元さんはもうちょっと慎重、というか、面倒くさがりなので、あまりそこらへんを深く考えないようにしておいたところ、そろそろそういうわけにはいかなくなった時期のお話だと思ってください。雨降って地固まる的なお話でもあります。

 タイトルは、Vanhalen「Why Can’t This Be Love」から頂きました。

 歌詞の内容に関してはこちらのブログが詳しいです(URL)。タイトルを拝借といいますか、もともと、この曲が好きで好きでしょうがなく、いつかこの曲でお話を書きたかったというのが実際です。わたしは、こういう、いかにもなアメリカンハードロックのむくつけき男たちが、それでもちょっとマジになっちゃったラブソングが大好きです。マジと言いつつ歌い上げるようなバラードではなく、いつものかれららしいヤンチャな曲調なのに、その歌詞にあふれる心情は繊細きわまりなく、ただ戸惑って自分の想いをぶちまけているだけ、というこの曲がすごく好き。そんな気持ちを小説にしたのが今回の話です。

 というわけで70作目です。わーい(クラッカー二個目)。投稿を始めて1年とそろそろ半年になりますが、こつこつ週に一本ずつ作品をUPしていったらこんなところにたどりつきました。もちろん、ほかの方からしたらたいしたことのない数字かもしれませんが、わたしにとってはすごいです。どこまで書き続けられるかなと思いもしますが、あんがいこんな調子で続けていけるのではと思います。だってわたし「ルパン三世」が大好きだから。そしてジゲフジのふたりを書くのも大好きだから。もちろん、それ以外のルパン一味の話も書きたいし、公式に準じたような話も書きたい。小説だけでなく、伊勢丹ルパンのようなイベントのレポも、あれだけある公式作品の感想も、ただ単純に、ルパン三世のこんなところが好き!なことも書いていきたい。なので、その気持ちが続く限りはいろんなかたちで書いていきたいと思っています。書くことが好きなのです。

 そして、そんなひとりよがりかもしれないお話や文章を読んで下さっているかたには、ほんとうに感謝の気持しかありません。Pixivでの閲覧やいいねやブクマの数字に励まされています。ポンと数字が増えるたびに心が浮き立ち、やる気を頂いています。それだけでなく、もっと好きなことばかり書いているこのブログでも拍手を頂けるのが嬉しいし、メッセやメール、コメントで直接に頂ける感想のお言葉は最高の宝物です。そんなさまざまな反応のおかげで、ここまで書いてきましたし、これからも書いていけるのだと思います。感想嬉しい!(笑)どうぞこれからもよろしくお願いします。ありがとうございました!