「パリに雨の降るごとく」をUPしました。

  Pixivに新作「パリに雨の降るごとく」をUPしました。

 ルパンが狙うお宝がパリでオークションにかけられる。それを狙う不二子だったが、ちょっとした波風が次元との間に起こって……というお話です。

・次元×不二子が前提となります。ジゲフジです。すでに恋人同士といっていい関係になっています。そういうものだと思ってお読み頂くことをおすすめします。

 祝!第五期決定!というわけでフランスはパリを舞台にしたお話を準備してみました。ルパン三世のお仕事話かつジゲフジ話です。ちょっと甘めのお話です。ジゲフジがお好きなかたに読んで頂けると嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。

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 ↓以下、作品について(ネタバレあります)。

 はい、祝!五期決定!という思いをこめてパリを舞台にした話を準備しました。といいつつ、パリの風景とか風俗にはろくすっぽ触れてないあたりはお許しください。こういう具体的な場所を舞台にした話をわたしが書くときのイメージ映像は、新ルあたりのユルい光景を想像して頂けると嬉しいです。お仕事話のリアリティに関しても同様です。ああいうユルさを許す感じで!月にポップコーンで行けちゃう感じで!(必死)。

 タイトルは、フランスが舞台なのと雨降りの場面がメインということで、フランスの詩人、ヴェルレーヌの「巷に雨のふるごとく」から頂きました。何十作も書いていると自分のクセにもいいかげん気づきましたが、とにかくわたしはお話の中で雨を降らせがち。そしてベッドでまどろみがち。あと、今回はなかったけど、油断したらすぐに月も見上げます。以後、気をつけます……。

 しかし、不二子ちゃんが次元さんを好きすぎるのはクセ以前にもうサガみたいなものなので、そこはお許しいただきたいです。今回も全力で不二子ちゃんが次元さんを好きすぎてますが、次元さんもけっこうそうじゃないですかね、ね?(だれに確認しているのか)。

 というわけで、今回も不二子ちゃんと次元さんがイチャイチャしているところを書くのがとても楽しかったです。ほんとうに飽きない。甘い言葉もキスもそれ以上のことも、いちど書いたらそれで終わりということはないみたいです。だってわたしのなかでこのふたりはずっといっしょなので、何回でもそういう事が起きるんですよ。恋に落ちた大人ふたりが、甘い言葉やキスを交わすのが一度だけとかそんなのありえないじゃないですか(むしろ積極的にして頂きたい)。そしてたとえ相手が一緒でも、するたびに違う味わいがして、気持ちの揺れ動きも異なるはず。なので、ひとつひとつのそれ、違ったシチュエーションや事件で起きるそんな場面を一個ずつ拾い集めてお話にしていくのがわたしの仕事だと思ってます。給料ない仕事だけどな。

 あ、でも、もしそんな自分勝手な創作に、給料というかご褒美というものがあるとしたら、それはもう読んで下さるジゲフジやルパン三世好きなかたに少しでも楽しんで頂けることだと真面目に思ってます。いつもPixivでの閲覧、いいねやブクマ、フォローや感想のお言葉、ブログでのコメントや拍手をありがたく受け取っています。匿名で一言送れるフォームもよろしければご活用ください(URL)。頂ける反応は、いつも励みにしています。これからもどうぞよろしくお願いします。ありがとうございました!