Happy50thBirthDay!

 今日、7月25日は、原作「ルパン三世」連載開始(1967年7月25日)より、ちょうど50周年のお祝いの日になるそうです(URL)。50周年かあ。わたしが生まれる前に始まって、おそらくはわたしに寿命が来たあとも続いていくであろう、ルパン三世の世界。その長い長い歴史の途中に寄り添うことが出来て、とても幸せです。こどもの頃に大好きになって、おとなになって、ふたたび出会い直しました。そしてこれからさきも出来るかぎり、この世界と共にありたいです。お誕生日おめでとうございます。

 そんなお誕生日にふさわしい素敵なニュースが飛び込んできましたね!「『ルパンVS複製人間(クローン)』が39年を経てシリーズ初の4Kリマスター化+5.1chデジタルサウンド化&MX4D®版 として、9月1日(金)より全国のMX4D®スクリーンで公開が決定しました!」(URL)もうわたしはこのニュースを知った瞬間に悲鳴。マジでマジで。思い起こせば、「カリオストロの城」のときのMX4D版のときから「複製人間も見たいなあ」とかつぶやいてたんですが、まさか本当にやるとは!「複製人間」大好きだよ、嬉しい!

 もちろん、公開当時モノラルだった音声がデジタルサウンドに生まれ変わったり(「ルパン音頭」も変わるんだな)MX4D版ならではの動きがどうなるか(ピラミッドのシーンとかすごそうですね)、とか気になるところは多いんですが、わたしはもう単純に、劇場の第スクリーンで「複製人間」を見ることが出来るということがとにかく幸せ。「カリ城」のときも、動きよりもそれの方が大きかったもんなあ。劇場で、あの山田康雄さんの声が聴けるのが楽しみなんです……。

 そして「複製人間」と言えば、ジゲフジ者的にも大きな意味を持つ作品ですよね。なんせ公式に「ひそかにホレている」(次元さんが不二子ちゃんに!)って書かれてるもんなあ。もちろん作品のなかではあからさまに描かれるものではない設定のひとつなんですが、それでも、われわれ選ばれし紫フィルターの目の持ち主には、あの、不二子ちゃんを突き飛ばしてマモーを撃つ次元さんのシーンや、最後にルパンと銭形警部を置き去りにしてふたりきりで飛行機に乗って去っていくあのシーンを、スクリーンで見られるとあっては、もう大変なことになるわけです!やだもう楽しみ過ぎる!いまからもういちど「複製人間」見ようかな(笑)。

 これもまた50周年記念の流れなんでしょうね。ここまで来たら新作の映画やTVSPとか、とも思うんですが、まあフランスでPART5の発表もありましたし、まだまだこれから隠し玉的な発表があるのかなーという気はしてます。とりあえずこれで9月は「複製人間」に浜中町というふたつのお楽しみが出来ましたね。1月の「カリ城」MX4D版にはじまって、伊勢丹や「血煙の石川五ェ門」、ルパン三世ベストセレクション、といろいろ盛沢山だった今年ですが、後半にもルパン尽くしが期待できそうです。楽しみ!

 あと、7月23日にフォームから一言下さったかたへ、お返事です↓

 はじめまして。勿体ないようなお言葉を有難うございました。これからも素敵な夜の夢のおともになるようなジゲフジを書くべく頑張ってまいります。わたしのジゲフジをこの先も読んで楽しんで頂けたら嬉しいです。ありがとうございました!