Pixivに、新作「それは屋敷で待っている」をUPしました。
お宝を探して古い屋敷を訪れたルパン一味。しかしその屋敷には“なにか”が待っていて……というお話です。
・次元が主役のルパン一味のお仕事話です。いわゆるゴーストストーリーです。ジゲフジ要素はありません(ちょっとしたサービス場面?はあります/笑)。幽霊話なので心霊描写があります。その手の話が苦手な方はご注意ください。でも、ハッピーエンドで終わりますのでご安心を。
夏が終わる前に、と幽霊話を準備しました。新ルパンぽい雰囲気で、ちょっと怖い(?)お話を目指しました。ルパン一味がお好きなかたに読んで頂けたらと思います。どうぞよろしくお願いします。
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↓以下、作品について(ネタバレあります)。
というわけで、今回は、ジゲフジ話は一回お休みで、純粋なルパン一味のお仕事話です。新ルパンとかにありそうな、ちょっと怖いけれど、最後にはニコニコ笑って大団円なお話を目指しました。ジゲフジ要素はほとんどないのですが、ルパン一味が好きなかたに楽しんで頂けたら嬉しいです。個人的には五ェ門をちゃんと書けた気がして嬉しいです。なんか京極堂っぽくなっちゃったけどな。
そもそもわたしは怖い話が好きなのです。映像方面はまったく駄目なんですが(「リング」で泣きが入るレベル)、ホラー小説は大好き。スティーブン・キングは神。いちど挑戦してみたいジャンルだったので、ルパンでもOKかなと思って書いてみたんですが、ルパンってほんとうになんでも扱うことが出来る魔法のコンテンツですね!なんとかなりましたよ、たぶん。
ひとくちに怖い話といってもいろいろですが、わたしがいちばん好きなのは古めかしいタイプの、幽霊やオバケがはっきり姿をあらわすわけではない、たいしたことはなにも起こらない、なのに、なにかがある感じだけがひしひし迫って来る怖さがある話です。シャーリー・ジャクスンの「丘の屋敷」とか大好き(今回のお話でもオマージュさせて頂きました)。ちなみに、映像でそういう怖さを感じることが出来るのはキューブリックの「シャイニング」の予告編だと思います(URL)←怖いの駄目な人は閲覧注意)。そういう雰囲気が出せてたらいいんですが。
おかしな言い方になりますが、R18が自分ではえろいかどうかがよく分からないのと同じく、今回も、このお話に怖いところがあるかどうかよく分かりません。ただ、オバケが駄目な次元さんには酷な主役だったと思います(笑)。きっとおびえるときには髪の毛が逆立ったんだろうな、もうやだ帰りたいと本気で思っただろうなと思いながら書きました。不二子ちゃんも同様ですが、不二子ちゃんはイヤ!と思ったらとっとと帰ってしまうのだ(笑)。そういえば、この話でも、いちおうジゲフジのふたりはつきあってるのですが、ふたりともオバケが駄目なので、今回はまったくそれどころではなかった感じです。
というわけで、今回は、ルパン一味のお仕事話でした。ちょっと毛色の違った話でしたが、すこしでも楽しんで頂けたなら嬉しいです。次回からはまたいつものジゲフジ話に戻ります。いつもPixivでの作品の閲覧、フォロー、いいねやブクマ、本当に有難うございます。頂ける数字のひとつひとつにやる気を頂いています。もちろんブログの拍手やコメント、メッセージや感想も幸せです。一言フォーム(URL)もどうぞご活用ください。これからもいろいろ書いていきますので、今後もどうぞよろしくお願いします。ありがとうございました!