「とっておきの痛み止め」をUPしました。

 Pixivに、新作「とっておきの痛み止め」をUPしました。

 次元大介は危機に陥っていた。なにも見えずに動けない状態で拉致されてしまったのだ。なすすべもない次元の前に現れたのは……という内容です。

・TVシリーズPART4第4話「わが手に拳銃を」の後日談です。そのため、話の内容に触れている個所があります。ネタバレになりますのでご注意ください。
・次元×不二子が前提となります。ジゲフジです。ふたりはすでにデキていますが、恋人同士というにはまだ微妙な時期です。そのつもりでお読みいただけるとありがたいです。

 出だしこそシリアスな感じですが、結局は他愛のない、甘い(?)ジゲフジです。そういうジゲフジがお好きなかたに読んでいただければ嬉しいです。PART4のジゲフジはほかにもいろいろ書いていますので、興味がおありのかたはタグから飛んでいただければと思います。
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 ↓以下、作品について(ネタバレあります)

 というわけでPART4のジゲフジです。気がつけば8作目になりました。いやあ、全24話あるんだから、まだ三分の一しか書いてないですよ。ハハハ。なにもかもPART4のふたりが公式でつきあってるのが悪いのです。いや、悪くない。もっとやってください(放送終わってます)。

 このお話についてですが、そもそもは、「PART4の不二子ちゃんにヤキモチ妬かせたいなー」というのが出発点でした。しかしPART4の次元さんは女っ気が無い(不二子ちゃんがいるからですかねってわたし黙れ)。リービアはたしかに美人さんですが、女っ気という感じはない。むしろサンドラとかアニタ系の、色恋抜きの次元さんの男気が現れたケースですよね。それでも、そんな区別をうちの不二子ちゃんがつけるとも思えなかったので、こういうかたちで料理してみました。PART4でも、まだそんなに仲が深まってない頃のふたりのお話だと思ってくださるとありがたいです。このあとに「魔法使いの左手」が来る感じですね。

 ちなみに、作中で次元さんが思い出している映画は、ダスティン・ホフマン主演の「マラソンマン」です。わたしも子供の頃、TVの洋画劇場で観て強烈な印象を受けたので、引用してみました。ほんとうに怖かった。

 そういや余談になりますが、こうやってPART4のジゲフジをしつこく書いているわたしですが、本当に公式のジゲフジといっても問題ない「日本より愛をこめて」だけはまったく書く気が起きないんですよね。正直言うと、なんどか書こうかな、と思ったことはあるんです。で、書くためには本編を見るじゃないですか。あの場面になるじゃないですか。そしたら深いため息をついて「よし、つきあってる」って満足して終わっちゃうんですよ。何回かそんなことを繰り返し、あきらめました。おなかいっぱい。

 こういう公式沿い(?)の話を書くときは、いつも、画面に映っていないところではこんなことがあったんじゃないか、とか、このセリフの裏にはこんな心理があったんじゃないか、とか、あの場面のあとにはこういう事が起きたんじゃないかとか言う、いわば創作の隙間家具を作りたいような気持ちが意欲につながるんですけど、「日本より愛をこめて」に関しては、もう、あの場面になにを足せっていうの……と言う気持ちでいっぱいになっちゃうのです。どこまでも罪深いPART4のジゲフジ。一報以来、一向に音沙汰が聞こえてこないPART5でも、この路線は外さないで頂きたいものですね!

 あ、でも、「日本より愛をこめて」以外のPART4のジゲフジはまだ書きます。はじまりを書いたからには終わりは書かないといけないと思っていますので。もちろん幸せな、ハッピーエンドを。また読んで頂けると嬉しいです。

 いつもPixivでの閲覧やいいねやブクマ、フォローをありがとうございます。数字が増えるたびに励ましを頂いている気持ちになっています。もちろん、ブログでの拍手やコメント、メッセやメール、一言感想フォームからのお言葉にも有難さでいっぱいです。「ルパン三世」という世界が好きで、ルパン一味の皆が好きで、そしてなにより、次元と不二子のふたりの組み合わせが好きという気持ちだけで書き続けていますが、そんな自分の萌える気持ちが読んで下さる誰かに届いていると思うと、ほんとうに嬉しいのです。いいよね、「ルパン三世」!カッコいいよね、ルパンに次元に五ェ門に銭形さんに不二子ちゃん!そしてなにより、つきあってるよね、あのふたり!みたいな気持ちになります(笑)。どうぞこれからもよろしくお願いします。ありがとうございました!